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初期のイーサリアム(ETH)大口保有者として知られるthomasg.ethは20日、300万ドル相当のETHを追加購入した。
ブロックチェーン分析企業Arkhamのデータにより明らかになった。
今週に入り累計1950万ドルを蓄積しており、現物ETFから資金が流出する機関投資家の動きに逆行する形でポジションを再構築している。
巨額の資産を動かすクジラの動向
Arkham Intelligenceのオンチェーン解析データによれば、2021年の市場ピーク時に5億3800万ドルもの資産を保有していた伝説的なクジラが、再び買い増しを活発化させている。
thomasg.ethとして知られるこのアドレスは、今週に入り複数の取引を通じて計1950万ドルのイーサリアムを蓄積した。
具体的な取引の内訳として、17日から18日にかけてステーブルコインUSDCを使用して約1400万ドルで6000ETH以上を購入。
さらに20日には、Aaveなどの分散型プロトコルを通じて1401ETHを追加取得した。
新たに取得されたイーサリアムの多くは、DeFiのポジションに直接展開されている。
これは単なる資産の保管ではなく、ステーキングやレンディングによる積極的な運用を目的とした蓄積であることを示唆している。
機関投資家と対照的な動き
現在、イーサリアムは約2150ドルで取引されており、2025年8月に記録した史上最高値の4946ドルから約56%下落した水準にある。
米国の現物イーサリアムETFからは3日間で2億3400万ドルの純流出を記録するなど、機関投資家が慎重な姿勢を崩さない中、経験豊富な初期保有者は現在の価格帯を「絶好の買い場」と判断した格好だ。
広範なオンチェーンデータを見ても、現在の半値以下の価格水準で大規模アドレスによる蓄積が増加傾向にある。
これは、2026年に計画されているイーサリアムのネットワークアップグレードや、市場の需給バランスの改善を見据えた暗号資産(仮想通貨)市場特有の先回り買いとも捉えられる。
機関の売りに逆行する「初期クジラ」の果敢な買い増しは、今後の価格反転に向けた重要な先行指標となりそうだ。
ポイント
- 初期のイーサリアム大口保有者が今週、累計1950万ドルのETHを蓄積。
- 新たに取得されたETHの多くは、AaveなどのDeFiポジションに直接展開。
- 機関投資家がETFから2.3億ドルを流出させる中、大口による底値買いが鮮明となった。
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