暗号資産(仮想通貨)関連企業ビットマインは3日から9日にかけて、イーサリアム(ETH)を7,391枚追加取得した。
イーサリアム保有量が580万を突破
同社は2025年6月末から、継続的にイーサリアムを買い増す戦略を採用している。
今回の追加取得により、総保有量は580万5,238 ETHに達した。これはイーサリアムの総供給量である1億2,070万の約4.8%に相当する規模だ。
1ETHあたり1,928ドルの基準価格で計算すると、保有資産は非常に膨大な額になる。
同社はイーサリアム総供給量の5%を保有するという明確な目標を掲げている。現在その目標の96%まで到達しており、着実に計画を進めている状況だ。
市場データによると、同社は上場企業として最大のイーサリアム保有者となっている。毎週の定期的な取得は、この地位をさらに強固なものにする戦略の一環だ。
仮想通貨市場における同社の影響力は、今後も着実に拡大していくと予想される。
ステーキングによる大規模な収益化
ビットマインは単に資産を保有するだけでなく、その大部分を運用に回して収益化を図っている。
現在、保有量の約87%にあたる506万7,309 ETHをステーキングしている。この運用資産の価値は、約98億ドルに上る計算だ。
運用には、MAVANと呼ばれる主要なプラットフォームを使用している。直近7日間の年換算利回りは2.63%を記録した。
現在の運用規模に基づくと、予想される年間収益は約2億5,700万ドルという大きな金額になる。
さらに、すべての保有資産を運用に回した場合の試算も公表されている。その場合、年間収益は約2億9,400万ドルに達する見込みだ。
積極的な自社株買いと今後の展望
同社は仮想通貨の取得と並行して、積極的な自社株買いも実施している。過去1週間で300万株を取得し、7月初旬からの累計は1,910万株を超えた。
これは、あらかじめ設定された40億ドルの枠組みの中で行われている。
ビットマインのトム・リー会長は、自社の株価が依然として過小評価されていると述べている。イーサリアムの長期的な価値と自社の潜在的な収益力を考慮すると、現在の株価は本来の価値を反映していないという見方だ。
資産の拡大と流通株式の削減を同時に進めることで、同社は企業価値の向上を目指している。
イーサリアムのネットワーク成長や手数料の動向が、今後の収益に直結する構造だ。
ポイント
- ビットマインは過去1週間で7,391ETHを追加取得し、総保有量が580万ETHを超えた。
- 保有するイーサリアムの約87%をステーキングし、年間約2億5,700万ドルの収益を見込んでいる。
- 仮想通貨の取得と並行して積極的な自社株買いを進め、企業価値の向上を図っている。
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