米国のクリーンコア・ソリューションズ(CleanCore Solutions)は7月29日、AIデータセンターの合弁会社設立と大型契約の締結を明らかにした。
ドージコイン戦略からAIインフラへの転換
同社はこれまで清掃用品事業や、暗号資産(仮想通貨)のドージコイン(DOGE)を保有する戦略をとっていた。
しかし、今後はAIデータセンターのインフラ構築に注力する方針だ。
この分野では、AIの発展に伴い、膨大な計算資源が求められている。
この方針転換は、6月にクリーンコア・ソリューションズのタイラー・ハッセンCEOが就任した際に打ち出された。
AI向けの計算能力や電力への需要がかつてないほど高まっていることが背景にある。同社はミネソタ州に約55メガワットの電力容量を持つAIデータセンターを建設する計画だ。
プロジェクトを推進するため、同社は開発パートナーと合弁会社を設立。クリーンコア・ソリューションズが79%、パートナー企業が21%の株式を保有する。
この施設は、高い可用性を備えたティア3水準のデータセンターとして設計されている。
セレブラスとの大型契約と今後の課題
合弁会社は、AI半導体企業のセレブラス・システムズ(Cerebras Systems)と10年間のコロケーション契約を結んだ。
この契約のもと、データセンターの40メガワット分がセレブラスに提供される。初期契約の推定価値は約8億ドルに上る。
さらに、この契約には10年間の更新オプションが2回分含まれている。すべてのオプションが行使された場合、契約総額は30億ドルを超える可能性がある。
すでに一部の電力供給は始まっており、2027年第1四半期には全面稼働する予定だ。
一方で、プロジェクトの実現には財務的な課題も残されている。初期予算は約4億7,900万ドルと見積もられている。
しかし、同社の3月末時点の現金残高は約405万ドルにとどまる。大規模な資金調達をどのように進めるかが、今後の焦点となるだろう。
ポイント
- クリーンコアはDOGE保有戦略からAIデータセンター事業への転換を発表した。
- セレブラスと約1,280億円規模の10年間コロケーション契約を締結した。
- プロジェクトの初期予算に対し、手元資金が少なく資金調達が今後の課題となる。
99Bitcoinsを信頼する理由
2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。
毎週の調査時間
10万以上月間読者数
専門家による寄稿
2000+検証済み仮想通貨プロジェクト

