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暗号資産（仮想通貨）投資を始めたい、または既に取引をしている投資家にとって、クレジットカードでの購入は便利な選択肢の一つです。日本国内の取引所ではクレジットカード決済が制限されていますが、海外の主要取引所では多くがこのオプションを提供しています。
本記事では、クレジットカードで仮想通貨を購入できる海外取引所、その利用方法、メリット・デメリット、そして注意点について詳しく解説します。
仮想通貨をクレジットカード購入する際の重要ポイント
- 日本国内の仮想通貨取引所ではクレジットカード決済がほぼ禁止されており、購入を希望する場合は海外取引所の利用が必須。主要な国内カード会社も仮想通貨購入を原則禁止している。
- 海外取引所ではVisaやMastercardなどの主要ブランドで仮想通貨を即時購入でき、ポイント還元やキャンペーンなどの特典も受けられる。ただし、楽天カードや三井住友は禁止。
- クレジットカードで仮想通貨を購入する際は、手数料の高さや対応銘柄数、カード会社の規約、本人確認（KYC）の有無など、事前に複数の注意点を確認し、自分に合った取引所を選ぶことが大切。
仮想通貨をクレジットカードで購入できる取引所ランキング
- MEXC：世界170カ国以上・1000万人超が利用する仮想通貨取引所。約3,000銘柄取扱い、手数料は業界最安水準、クレカ購入も迅速。
- Binance：600種類以上の仮想通貨を扱う世界最大級の取引所。クレカ即時購入や積立機能、高度なセキュリティが特徴。
- Margex：KYCなしでクレジットカード等150種以上の決済に対応し、最大100倍レバレッジ取引やコピートレード、ステーキングが可能な高セキュリティ仮想通貨取引所。
- OKX：世界180以上の国で利用される大手仮想通貨取引所。500種超の通貨、豊富な決済手段、高いセキュリティと使いやすさが特長。
- CoinEx：540種以上の仮想通貨を取扱い、多様な決済方法と高いセキュリティ、独自トークンCETによる手数料割引が特徴のグローバル取引所。
- BloFin：約380種の仮想通貨と500超の取引ペアを扱う、初心者も使いやすい高セキュリティな次世代取引所。クレカ決済やコピートレードも対応。
- BTCC：2011年設立で13年以上無事故の実績を持つ老舗仮想通貨デリバティブ取引所。最大500倍レバレッジ、400種超の銘柄、強固なセキュリティと24時間日本語サポートが特長。
- PrimeXBT：仮想通貨・株式・FXなど多様な資産を低手数料で取引できるグローバル取引所。コピートレードや高セキュリティも魅力。
- ByBit：500種類以上の仮想通貨を扱う世界有数の取引所で、現物・デリバティブ取引やNFT市場を提供。日本語対応や24時間サポート、安全性、高レバレッジが特徴。
①：MEXC
MEXCは2018年設立、世界170以上の国と地域で1000万人を超えるユーザーを擁する主要な仮想通貨取引所です。業界トップクラスの取扱通貨数を誇り、現物取引と先物取引を合わせると約3,000種類のミームコインを含む仮想通貨を売買できる点が大きな魅力です。新規上場トークンやアルトコインも豊富に扱っており、多様な投資機会を提供しています。
MEXCでは、VisaやMastercardなどのクレジットカードを利用して、主要な仮想通貨を数クリックで簡単に購入できます。購入方法はシンプルで、希望する通貨量を選択し、カード情報を入力するだけです。
詳しくはMEXCの評判を見てください。
主な特徴は以下になります。
- 圧倒的な取扱通貨数と取引ペア: 約3,000種類の仮想通貨と2,900以上の現物ペア、1,100以上の先物ペアを提供し、他の取引所と比較しても群を抜く選択肢の多さを誇る。
- 業界最低水準の手数料: メイカー手数料は0.01%、テイカー手数料は0.04%と、非常に低いコストで取引が可能。
- 迅速なクレジットカード決済: クレジットカードによる購入は即座に反映され、数分以内にウォレットへ仮想通貨が届くため、急な価格変動にも迅速に対応可能。
メリット
- 豊富な取扱通貨数による幅広い投資機会
- 業界最低レベルの取引手数料
- クレジットカードによる主要仮想通貨の迅速かつ容易な購入
デメリット
- 日本円での直接入金は不可
- クレジットカードで購入可能な通貨は限定的
②：Binance
Binanceは、世界有数の規模を誇る仮想通貨取引所です。600種類を超える豊富な銘柄を取り扱い、現物取引、先物取引、P2P取引、ステーキング、仮想通貨エアドロップといった多彩なサービスを提供しています。
VISAやMastercardなどのクレジットカード、そしてApple PayやGoogle Payを利用した仮想通貨購入にも対応しており、初心者の方でも手軽に仮想通貨取引を始められる環境が整っています。ただし、日本居住者は利用不可なので、日本居住者の方はBinance Japanをおすすめします。
主な特徴は以下になります。
- 簡単な購入プロセス: 「Buy Crypto」ページから、購入したいおすすめ仮想通貨と金額を選択するだけで、クレジットカードによる即時購入が可能。
- 積立購入機能: 「Recurring Buy」機能を利用すれば、毎日、毎週、隔週、毎月といった頻度で自動的に仮想通貨を積み立てられる。
- 高度なセキュリティ: 3Dセキュアやリアルタイム取引アラートといった先進的なセキュリティ機能によって、資産はしっかりと保護される。
メリット
- まだあまり知られていないアルトコインも豊富に上場している
- 現物取引手数料は0.1%と低水準であり、BNBで支払うことでさらに割引が適用されます。
- クレジットカードを利用してすぐに仮想通貨を購入できるため、送金の手間が省ける
デメリット
- クレジットカードで購入できる仮想通貨の種類は限られている
- 日本円での直接的な入金・出金には対応していない
③：Margex
Margexは、クレジットカードを使って手軽に仮想通貨を購入できる利便性に加え、最大100倍のレバレッジ取引や、他のトレーダーの戦略を真似できるコピートレード、仮想通貨を預けて報酬を得るステーキングといった多彩な機能が魅力の仮想通貨取引所です。
2019年の設立以来、世界150カ国以上でサービスを展開しており、初心者から経験豊富な投資家まで幅広い層に支持されています。本人確認不要で利用できる点も特徴の一つで、ビットコインやイーサリアム、ソラナといった主要な仮想通貨を、150種類以上の豊富な支払い方法で購入できます。
Margexの評判により詳しい情報が書いてあります。
主な特徴は以下になります。
- スピーディーな購入手続き: クレジットカード情報を入力するだけで、数クリックで仮想通貨を迅速かつ簡単に購入可能。
- 豊富な支払い方法: VISA、MasterCard、Apple Pay、Google Pay、UnionPay、PayPal、SEPA送金など、150種類以上の決済手段と50種類以上の法定通貨に対応しており、世界中のユーザーにとって利便性の高い取引環境を提供している。
- 堅牢なセキュリティ体制: 顧客の資産は100%マルチシグ対応のコールドウォレットで安全に保管され、2段階認証や高度な暗号化技術が導入されている。
メリット
- 最大100倍という高いレバレッジを活用可能
- ウェルカムボーナスや、友人を紹介することで得られる報酬など特典が豊富
- ワンクリックでコピートレードが可能で、初心者でも手軽に経験豊富なトレーダーの戦略を取り入れることが可能
デメリット
- 取り扱っている通貨や取引ペアの数が他の主要な取引所と比較するとやや少ない
- 日本円に直接対応していないため、入金の際には他の通貨を経由する必要がある
④：OKX
OKXは、2017年設立のグローバルな仮想通貨取引プラットフォームです。世界180以上の国と地域で2000万人を超えるユーザーに利用されており、500種類以上の取り扱っています。
現物取引やデリバティブ取引に加え、ステーキングやDeFi連携といった多様なサービスを提供している点が特徴です。特に、クレジットカードによる仮想通貨購入の利便性が高く、初心者でも扱いやすいインターフェースと迅速な取引処理が魅力です。
詳しくは、OKXの評判からご確認ください。
主な特徴は以下になります。
- 簡単な購入手続き: アプリやウェブサイトから「Buy Crypto」→「Express buy」を選択するだけで、手軽に仮想通貨を購入できる。
- 多彩な支払い方法: VISA、MasterCardの他、地域によってはPayPalやLINE Payなど150種類以上の決済手段に対応し、18種類以上の仮想通貨をクレジットカードで購入可能。
- 高額取引に対応: クレジットカードでの購入上限額は約10万ドルと高く、まとまった金額の取引にも適している。
メリット
- 18種類以上の仮想通貨をクレジットカードで即座に購入可能
- 500種類以上の豊富な取扱通貨と多様な決済オプション
- 信頼できる決済サービスとの提携による強固なセキュリティ体制
デメリット
- 日本円での直接入金は不可、日本在住者は利用不可
- 一部機能や決済方法は地域によって利用制限あり
⑤：CoinEx
CoinExは、2017年に設立された世界200以上の国と地域で利用されているグローバルな仮想通貨取引所です。「ユーザーファースト」をモットーに掲げ、18の言語と60種類以上の法定通貨に対応するなど、ローカライズ戦略を徹底している点が大きな特徴です。
運営元は大手マイニング企業のViaBTCであり、経営破綻のリスクやセキュリティ面においても高い信頼を得ています。
CoinExでは、Simplex、Banxa、MoonPayといった複数の決済パートナーと連携しており、多彩な方法で仮想通貨を購入できます。B2Cモデルを採用しているため、P2P仮想通貨取引にありがちな信頼性のリスクを心配する必要がない点も、ユーザーにとって安心できる要素です。
主な特徴は以下になります。
- 多様な決済方法: Visa/Mastercard、Apple Pay、Google Pay、銀行振込など、幅広い決済オプションが利用でき、非常に便利。
- 豊富な購入可能通貨: BTC（ビットコイン）、ETH（イーサリアム）、BCH（ビットコインキャッシュ）、LTC（ライトコイン）、USDT（テザー）といった主要な仮想通貨を、法定通貨で直接購入できるため、初心者の方でも手軽に仮想通貨取引を始められる。
- 取引限度額と手数料の明確化: Simplex経由での購入の場合、1日の上限が2万ドル、月間の上限が5万ドルとなっており、手数料は3.5%（最低10ドル）と明確に提示されている。
メリット
- 540種類以上という豊富な取扱通貨数
- 独自トークンCETの保有による手数料30%割引
- 過去にハッキング被害がないという高いセキュリティ実績
デメリット
- 他の大手取引所と比較して、取引高がやや少ない
- 日本円での直接入金には対応していない
⑥：BloFin
2021年に設立されたBloFinは、次世代型の仮想通貨取引プラットフォームとして、初心者から経験豊富なトレーダーまで幅広いニーズに応えます。およそ380種類の仮想通貨と500を超える取引ペアを取り扱い、特に有望なアルトコインの品揃えが豊富です。
VISAやMastercardといったクレジットカードを利用した仮想通貨の購入が可能であり、Simplexゲートウェイを通じて、迅速かつ安全な決済を実現しています。
将来的には、NFTやブロックチェーン技術を活用した新たなサービスの拡充を計画しており、今後の成長が期待される取引所です。
主な特徴は以下になります。
- 簡便なクレジットカード決済: VISA、Mastercardに対応し、Simplex連携によりスムーズかつセキュアな仮想通貨取引をサポート。
- 初心者にも優しい設計: 直感的なインターフェースを採用し、仮想通貨取引が初めての方でも容易に操作できるため、スムーズなデビューを後押し。仮想通貨の入金ボーナスもあります。
- 強固なセキュリティ体制: Fireblocksによるコールドウォレットでの資産管理、1対1の資産証明システム、Chainalysisによる監査など、業界最高水準のセキュリティで顧客資産を保護。
メリット
- 初心者でも直感的に操作できる、ユーザーフレンドリーなインターフェース
- 約380種類の仮想通貨と500種類以上の取引ペアという豊富な選択肢
- コピートレード機能を通じて、経験豊富なトレーダーの戦略を自動的に活用可能
デメリット
- 2021年設立と、運営期間が比較的短い
- 一部機能やサービスに関する詳細な情報が限られる場合がある
⑦：BTCC
2011年設立のBTCCは、13年以上の運営実績を誇る老舗の仮想通貨取引所です。英国ロンドンに本社を構え、アメリカ、カナダ、EUの金融ライセンスを取得。国際的な信頼性と安全性の高さが評価されています。設立以来、ハッキング被害を一度も経験しておらず、堅牢なセキュリティ体制を維持している点が特筆されます。
Visa/Mastercardのクレジットカードを利用して仮想通貨を購入でき、USD、AUD、CAD、EUR建てでの取引が可能です。購入手続きは約2分で完了し、初心者でも容易に操作できるインターフェースに加え、デモ取引やコピートレード機能など、幅広いユーザーニーズに対応した設計となっています。
主な特徴は以下になります。
- 高度なセキュリティ: マルチシグ、コールドウォレット、PCI DSS準拠のカード情報保護、24時間体制の監視など、業界最高水準のセキュリティを実装。
- 豊富な取引オプション: 最大150倍（一部ペアでは500倍）のレバレッジ取引、仮想通貨・株式・コモディティのトークン化先物、400種類以上の銘柄を取り扱い。
- 充実した初心者向け機能: 10万USDT相当のデモ口座、コピートレード機能、直感的なユーザーインターフェース、24時間日本語サポートなど、初心者でも安心して利用できる環境を提供。
メリット
- 13年以上の運営実績と無事故のセキュリティ
- 最大150倍のハイレバレッジ取引
- 24時間365日の日本語カスタマーサポート
デメリット
- デリバティブ取引が中心で、現物取引は非対応
- 日本の金融庁に未登録のため、利用は自己責任
⑧：PrimeXBT
PrimeXBTは、2018年設立のグローバルな仮想通貨取引所です。世界150カ国以上で100万人を超えるユーザーに利用され、ICO仮想通貨に加え、株式やFXなど多様な金融商品を扱っています。初心者から上級者まで幅広く支持されており、特にクレジットカードでの手数料無料の仮想通貨購入が魅力です。
成功したトレーダーの戦略を自動でコピーできるCovesting機能を搭載しており、初心者でもプロの取引を体験できます。Fireblocksとの連携による高度なセキュリティも特徴です。スマホアプリで手軽に取引でき、口座開設も迅速で、新規ユーザーには最大500ドルの口座開設ボーナスがあります。
主な特徴は以下になります。
- 多様な支払い手段: クレジットカード、デビットカード、地域に応じた決済方法など、柔軟な入金手段を提供。
- 簡単な取引: 「Buy Crypto」機能により、数分で仮想通貨を購入し、すぐに取引を開始可能。
- 低い手数料: クレジットカード入金無料、CFD取引手数料0.05%という競争力の高い手数料体系。
メリット
- Coinify、Volet、Changellyなど、複数の決済サービスに対応。
- 株式、為替、仮想通貨を含む豊富な取引銘柄。
- Covestingによる自動コピートレード機能。
デメリット
- デリバティブ取引が中心。
- 一部機能は中上級者向け。
⑨：ByBit
ByBitは、世界有数の取引量を誇るグローバルな仮想通貨取引所です。2018年の設立以来、500種類以上の仮想通貨を取り扱い、現物取引、デリバティブ取引、NFTマーケットプレイスなど、多様なサービスを提供しています。仮想通貨ステーキングランキングで上位の銘柄にも簡単に投資が可能です。
クレジットカード（VISA、Mastercard、JCB）、Google Pay、Apple Payによる仮想通貨購入の利便性が高く、初心者から経験豊富なトレーダーまで幅広い層に利用されています。
ByBitでは本人確認が必要ですが、一度登録すれば複数のカードを登録できます。独自のローンチパッド機能を通じて、将来性のある新しい仮想通貨への早期投資も可能です。
主な特徴は以下になります。
- 豊富な通貨ペア: 主要な仮想通貨に加え、有望な新規上場コインも積極的に扱っている。
- 高度なセキュリティ: EMV 3D Secureや二段階認証により、安全な取引環境を提供している。
- 充実した特典: 物理カード発行によるキャッシュバック、高APR、年会費・月額料金無料など、ユーザーにとって魅力的な特典が多数ある。
メリット
- 日本語対応の充実したサポート体制
- 最大100倍のレバレッジ取引
- 初心者にも使いやすいインターフェース
デメリット
- クレジットカード購入時に手数料や為替コストが発生する場合がある
- 地域や機能によっては利用制限がある可能性がある
国内でのクレジットカードを用いた仮想通貨購入の状況
国内の仮想通貨取引環境では、クレジットカード決済に関して厳しい制限が設けられています。これは投資家保護や不正利用防止などの観点から導入された措置です。具体的な状況を見ていきましょう。
国内取引所はほぼ対応なし
日本国内の仮想通貨取引所では、クレジットカードを使った仮想通貨購入は対応していません。2017年〜2018年の仮想通貨ブームでの価格変動がリスクとされ、購入が禁止されました。ビットコイン価格は2017年に約30倍に高騰後、翌年約10分の1に暴落。この変動がクレジットカード会社にとってリスクとなり、主要取引所「Coincheck」「bitFlyer」「Zaif」などは2018年初頭にクレジットカード決済を停止しました。
bitFlyerは3月9日にカード会社の方針変更を理由に停止を発表。現在、クレジットカードで購入するには海外取引所の利用が必要です。
クレジットカードブランドが限られる
海外取引所でクレジットカードを使用する際、利用可能なカードブランドは主にVisaとMastercardです。一部の取引所ではJCBカードも利用可能ですが、対応は限定的で、日本国内や日本円決済に制約がある場合があります。
また、カード発行会社の方針で仮想通貨購入が制限されることが多く、楽天カードや三井住友カードなどは原則禁止しています。三菱UFJニコスのカードも条件によって利用が停止される場合があります。国際ブランドが対応していても、発行会社の制限に注意が必要です。
入金は基本的に不可能
日本では仮想通貨のクレジットカード購入が基本的に禁止されているため、国内取引所へのクレジットカードを使った入金は不可能です。2018年3月には、日本の主要クレジットカード5社（JCBカード、三井住友カード、三菱UFJニコスカード、クレディセゾンカード、イオンフィナンシャルサービス）が、カードを利用した仮想通貨購入を禁止・停止すると発表しました。
過去には国内取引所でもクレジットカード決済に対応していましたが、現在はその選択肢はほぼなくなっています。
仮想通貨をクレジットカードで購入するメリット
クレジットカードで仮想通貨を購入する際には、いくつかの明確なメリットがあります。これらが海外取引所を利用する動機となっています。
すぐに買える
クレジットカード決済の最大のメリットは、即時に仮想通貨を購入できることです。銀行振込など他の決済方法と比べ、処理時間が大幅に短縮されます。
仮想通貨市場は価格変動が激しく、購入タイミングを逃すと機会損失が生じる可能性があります。クレジットカードを使えば、場所や時間に関係なく、思ったタイミングで購入できるため、リスクを軽減できます。
ポイント還元やキャッシュバックがある
クレジットカードで仮想通貨を購入すると、カード会社によってはポイント還元が受けられます。通常のショッピングと同様にポイントが貯まり、入金時の手数料を一部相殺できます。
入金額が大きいほどポイント還元も増えるため、大口取引を行う投資家にとって魅力的です。また、一部の取引所では期間限定のキャッシュバックキャンペーンやボーナスも実施されています。
仮想通貨をクレジットカードで購入する手順
クレジットカードを利用した仮想通貨投資の始め方を、初心者の方にも分かりやすく3つのステップにまとめました。
今回は、世界最大手の海外仮想通貨取引所であるBybitを例に解説いたします。
- 海外仮想通貨取引所への登録
- クレジットカード情報の登録
- クレジットカードによる仮想通貨の購入
ステップ①：海外仮想通貨取引所への登録
まず、クレジットカードに対応している仮想通貨取引所にアカウントを開設します。国内では対応が限られているため、一般的には海外の取引所を利用します。
- 公式サイトまたはアプリから、メールアドレスまたは電話番号を入力し、パスワードを設定します。
- 取引所の指示に従い、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類をアップロードします。顔写真の提出が求められることもあります。
上記の手順を完了することで、クレジットカード決済が利用可能になります。Bybitでは海外仮想通貨取引所の口座開設ボーナスが提供されている場合もありますので、ぜひご確認ください。
ステップ②：クレジットカード情報の登録
本人確認が承認されたら、次にクレジットカード情報を取引所に登録します。
- 取引所の「入金」または「購入」セクションから、クレジットカード決済のページへアクセスします。
- カード番号、有効期限、セキュリティコード（CVV）などを正確に入力します。
- 場合によっては、3Dセキュアなどの追加認証手続きが必要となることがあります。
登録が完了すると、カードを利用して仮想通貨を購入する準備が整います。
ステップ③：クレジットカードによる仮想通貨の購入
最後に、購入を希望する仮想通貨と金額を選択し、クレジットカードで決済を実行します。
- 「ワンクリック購入」や「クレジットカード購入」といったボタンをクリックします。
- ビットコインなど、購入したい仮想通貨と金額（例：10,000円）を指定します。
- 表示される手数料やレートを確認し、問題がなければ決済を確定します。 通常、数分後には指定したウォレットに仮想通貨が反映されます。
これらの3つのステップで、クレジットカードを利用した仮想通貨の購入が容易に行えます。ウォレット選びには、おすすめの仮想通貨ウォレットを参考にしてみましょう。
ただし、取引所によって対応しているカードブランドや手続きが異なる場合がありますので、事前にガイドラインをよく確認することをおすすめします。また、KYCなしの仮想通貨取引所も選択肢の一つとして検討できます。
ByBitを見てみるクレカで仮想通貨を購入する際に注視したいポイント
クレジットカードで仮想通貨プレセールなどを購入する際には、いくつかの重要なポイントに注意する必要があります。これらを事前に確認することで、予期せぬコストや問題を避けることができます。
なお、日本の国内取引所では2018年より価格変動のリスクが大きいことを理由にカード各社が禁止を発表したため、主に海外取引所での利用に関する点に注目します。
手数料を確認する
クレジットカードを使用した仮想通貨購入では、通常他の決済方法よりも高い手数料が発生します。これには「取引手数料」と「決済手数料」の両方が含まれます。
取引所ごとに手数料体系が異なるため、公式ページでの確認が必須です。
為替レートも確認する
日本円でクレジットカード決済を行う際、為替レートの変動により購入価格が高くなる可能性があります。特に海外取引所では日本円での直接入金ができず、主に米ドルやUSDTでの取引となるため、為替レートの変動や手数料が実質コストを増加させることがあります。
これを避けるための対策は以下の通りです。
- 取引前に為替レートが市場価格と乖離していないか確認する
- 手数料の安い仮想通貨送金を利用する
- P2P取引など代替手段を検討する（手数料が発生しない場合あり）
- クレジットカード会社の為替レートを事前にチェックする
為替レートによるコスト増は大口取引に影響を与えるため、慎重な確認が必要です。
クレカ購入に対応している銘柄数を確認する
取引所によって、クレジットカードで購入できる仮想通貨の種類は異なります。例えば、Binanceでは日本円で購入できる仮想通貨は、BTC（ビットコイン）、ETH（イーサリアム）、XRP（リップル）、USDT（テザー）、BUSD（バイナンスUSDT）、BNB（バイナンスコイン）の6種類です。
一方、MEXCは2,700種類以上の銘柄を取り扱い、低手数料が魅力ですが、クレジットカードで直接購入できる銘柄は限られています。Binanceは「世界最大級の仮想通貨取引所」として知られ、独自トークンのBNBを利用することで手数料割引が受けられます。
投資戦略に応じて、購入したい新しい仮想通貨がクレジットカード決済で可能かを事前に確認することが重要です。特にマイナーな草コインに投資する場合、主要通貨（BTCやETHなど）をクレジットカードで購入し、その後目的の通貨に交換する手順が必要になることがあります。
まとめ
仮想通貨をクレジットカードで購入することは、即時性や利便性という明確なメリットがある一方で、高い手数料や為替リスクというデメリットも存在します。日本国内の取引所ではクレジットカード決済がほぼ不可能なため、この方法を利用するには海外取引所の利用が必須となります。
クレジットカードで仮想通貨を購入する際は、手数料、為替レート、対応銘柄数などをしっかりと確認し、自分の投資戦略に最適な取引所を選ぶことが重要です。また、本人確認（KYC）の要件やカード発行会社の規約も確認し、スムーズな取引ができるよう準備しておきましょう。また、当サイトで推奨しているBest Walletでも、クレジットカード購入が可能となっています。
参考情報
FAQs
仮想通貨でクレジットカード現金化はできるのか？
クレジットカードのショッピング枠を使って仮想通貨を購入し、換金して現金を得る「クレジットカード現金化」は、カード会社の規約で禁止されています。 この行為が発覚すると、カードの利用停止や会員資格の取り消しなどのペナルティが課される可能性があるため、絶対に行うべきではありません。
仮想通貨のクレジットカード決済は禁止されていますか？
国内の主要取引所は、以前はクレジットカード決済を受け付けていましたが、現在は停止しています。また、楽天カードや三井住友カードなども仮想通貨購入を原則禁止しています。 海外取引所では多くがクレジットカード決済に対応していますが、日本のカード発行会社によっては、海外取引所での購入が禁止されている場合があるため、事前にカード会社の規約を確認することが重要です。
仮想通貨の積立はクレジットカードでできる？
一部の取引所では、クレジットカードを利用した仮想通貨の定期積立サービスを計画しています。Zaifカードでは「コイン積立のクレジット払い」を提供予定で、毎月設定した金額を自動で積み立てることが可能です。 Zaifは2022年3月にコイン積立サービスをリニューアルし、当初は日本円残高からの積立が可能でしたが、将来的には銀行口座からの自動引き落としも検討されています。
2025年4月現在、日本の主要取引所でクレジットカードを使った仮想通貨の定期積立サービスは広く提供されておらず、クレジットカードでの仮想通貨購入が基本的に禁止されているため、積立サービスも同様の制約を受ける可能性があります。仮想通貨の積立投資を考える場合は、銀行振込などの他の決済方法を検討することをおすすめします。
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2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。
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