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香港上場のゲーム企業であるボヤ・インタラクティブは21日、最大7000万ドルの暗号資産(仮想通貨)を購入する権限を株主に求めると明かした。
同社の取締役会は、事業運営で生じた余剰資金を活用して仮想通貨を取得する方針を打ち出した。この購入承認の有効期間は12カ月間と設定されている。
香港版マイクロストラテジー
同社はWeb3ゲームのエコシステムを拡大し、強固な財務基盤を構築する戦略を継続して進めている。純粋で先進的なWeb3上場企業を目指すという明確な目標を掲げ、インフラ開発にも注力している。
購入手続きは、香港の規制に完全に準拠したハッシュキー・エクスチェンジなどの取引所を通じて行われる。香港が2023年から導入した仮想通貨取引所のライセンス制度が、上場企業によるデジタル資産の保有を後押ししている。
同社はビットコイン(BTC)を積極的に蓄積する姿勢から、市場では「香港のマイクロストラテジー」と呼ばれている。
主力であるモバイルゲームなどのオンラインゲーム事業からの安定した現金収入が、この戦略を支える重要な資金源となっている。
ただし、実際の購入手続きを進めるには、株主投票による正式な承認を得る必要がある。
市場の低迷を好機と捉える戦略
同社は現在の仮想通貨市場の価格下落を、有利な価格で保有量を増やす好機と捉えている。発表時のビットコイン価格は約6万8678ドルで推移していた。これは2025年10月に記録した最高値の12万6080ドルから約45.5%下落した水準だ。
発表時点で、同社は4092 BTCを保有している。平均取得価格は約6万8200ドルとなっている。
さらに、イーサリアム(ETH)を302 ETHと約700万USDTのステーブルコインも準備金として保有している。
ビットコインの取得にかかった総額は、約2億7900万ドルに上る。2024年後半には、保有していた約1万4200 ETHを約515 BTCに変換する戦略的な資産の組み換えも実施した。
同社は2023年11月にも最大1億ドルの購入承認を株主から得ている。
今回の提案が承認されれば、累計の購入承認額は2億ドルを超える見込みだ。
ポイント
- ボヤ・インタラクティブは最大7000万ドルの仮想通貨購入承認を株主に求めている。
- 購入の目的はWeb3ゲームエコシステムの拡大と強固な財務基盤の構築である。
- 同社は市場の低迷を好機と捉え、ビットコインを中心とした資産の蓄積を進める。
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