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メタプラネットは12日、保有するビットコイン(BTC)の一部を別のウォレットへ移動した。
報道によると、メタプラネットの関連アドレスから合計3,881 BTCが送金された。
金額にして約2億4730万ドル(約393億2000万円)に上る規模だ。この送金は約3時間の間に、5回に分けて実行されたことがオンチェーンデータから確認されている。
巨額のビットコインを内部移動か
メタプラネットは東京証券取引所に上場しており、企業戦略として大量のビットコインを保有している。
今回の送金について、同社から売却や処分の公式な発表は出されていない。そのため、市場関係者の間では自社ウォレット間の内部移動であるとの見方が広がっている。
今回移動された3,881 BTCは、同社が公式に開示している総保有量の約9%に相当する。上場企業が保有資産を大きく動かす場合、通常は適時開示が行われる。
発表がないまま巨額の資金が動いたことで、市場ではさまざまな憶測を呼んでいる状況だ。
含み損を抱える中での動向に注目
メタプラネットは2026年7月の開示資料で、第2四半期末時点で合計4万3000ビットコインを保有していると報告した。
これまでの総取得額は約6592億円に達している。1ビットコインあたりの平均取得単価は約9万6191ドル(約1529万円)と推定されている。
一方で、送金が行われた12日時点のビットコイン価格は約6万3600ドル(約1011万円)で推移していた。平均取得単価を大きく下回っており、同社は約14億ドル(約2226億円)の未実現損失を抱えている計算になる。
下落率は約34%に達しており、厳しい市場環境に直面している。
同社はこれまで、長期的な視点で仮想通貨を蓄積する戦略を掲げてきた。関連事業の収益を活用して実質的な取得コストを下げる取り組みも行っている。
巨額の含み損を抱える中での今回のウォレット移動が、単なる資金管理の一環なのか、今後の公式発表が待たれる。
ポイント
- メタプラネットが3,881BTC(約393億円相当)を別ウォレットへ移動した。
- 売却の公式発表はなく、自社ウォレット間の内部移動とみられている。
- 同社は約2226億円の含み損を抱えており、今後の動向に注目が集まる。
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