ビットコイン(BTC)は10日、1日で3000ドル以上の回復を見せ、9万5000ドル付近まで上昇した。しかし、それ以降の大きな上昇はなく、現在は9万4000ドル近辺で推移している。
暗号資産(仮想通貨)マーケット全体が調整局面に入っているものの、20日にはドナルド・トランプ次期大統領の就任を控えており、投資家の期待値は高まりつつある。
特に過去の相場を振り返ると、イーサリアム(ETH)系コインは相場の転換点で大きく動く傾向があり、以下のようなイーサリアム系コインへの資金流入が見られている。
シバイヌ(SHIB)
シバイヌ(SHIB)は、2020年8月に誕生したイーサリアムチェーンの仮想通貨だ。「Ryoshi」という匿名の開発者によって作られ、可愛らしい柴犬をシンボルとして急速に人気を集めた。
XやTelegramなどのSNSで、熱心なファンたちが情報を共有し、独特のコミュニティ文化を形成。最初は単なるミームコインとして始まったが、現在では独自の取引所「ShibaSwap(シバスワップ)」を運営するなど、実用的な機能も備えている。
14日にはプロジェクトの新トークン「TREAT」のリリースも控えており、コミュニティを強化する実用的なサービスとして運営される予定だ。
ぺぺコイン(PEPE)
ぺぺコイン(PEPE)は、2023年4月に登場したイーサリアム系トークンだ。インターネット文化で広く知られる「Pepe the Frog(カエル)」をモチーフにしており、「カエルコイン」の代表銘柄として人気を博した。
同コインは開発チームを持たず、完全なコミュニティ主導で動いている。特にミーム文化に精通したユーザーが多く、楽しさや面白さを重視している点が際立つ。
最近、有名起業家のイーロン・マスク氏が、Xでカエルのミーム画像を投稿したことにより、ぺぺコインへの注目度が一層高まっている。
キャットスラップ(SLAP)
キャットスラップ(SLAP)は、2024年に登場した新しいイーサリアムトークンだ。仮想通貨プレセールは行われず、誰もが同じ条件でトークンを購入できるフェアローンチ方式でリリースされた。
「猫パンチ」をモチーフにしたゲーミング要素を持ち、すでに2万人以上のトークン保有者を抱える人気プロジェクトに成長している。
同コインは、ゲームでトークンを獲得できる「Slap to Earn」システムを導入。さらに高利回りのステーキングシステム、定期的なトークンバイバックなど、多数のインセンティブも用意されている。
現在はピーク時に比べると割安価格で入手可能だが、1月末には100万ドルのトークンバーンが予定されており、キャットスラップの価格に好影響を与えると見られている。
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