この記事の内容
米オンライン証券大手のロビンフッドは2日、グローバルな暗号資産(仮想通貨)取引所ビットスタンプを2億ドル(約286億円)で買収すると発表した。
この買収により、ロビンフッドは世界規模での暗号資産(仮想通貨)事業拡大と機関投資家向けビジネスへの本格参入を目指している。
Bitstamp is now part of @RobinhoodApp
Together, we’re combining 14 years of trusted crypto expertise with Robinhood’s global vision – expanding access and building the future of crypto, together.
More here 👇https://t.co/Po2NxE971C
— Bitstamp by Robinhood (@Bitstamp) June 2, 2025
ビットスタンプ買収の戦略的意義
ビットスタンプは2011年に設立された老舗の仮想通貨取引所で、欧州を中心に世界50カ国以上でサービスを展開している。同取引所は機関投資家向けのサービスに強みを持ち、規制当局からの認可も複数の国で取得している。
ロビンフッドにとって、この買収は米国市場を超えた事業拡大の重要な足がかりとなる。特に欧州市場への参入により、同社の仮想通貨事業は大幅な成長が期待される。
機関投資家向けサービスの強化
買収完了後、ロビンフッドはビットスタンプの機関投資家向けプラットフォームを活用し、より高度な取引サービスの提供を計画している。これまで個人投資家向けサービスに重点を置いてきた同社にとって、機関投資家市場への参入は新たな収益源の確保につながる。
ビットスタンプの既存顧客基盤と技術インフラを統合することで、ロビンフッドは仮想通貨取引における競争力を大幅に向上させることができる。この戦略的投資により、同社は急成長する世界の仮想通貨市場でのシェア拡大を目指している。現在、ビットコインをはじめとする主要な暗号資産の価格上昇が続く中、機関投資家の参入は市場のさらなる拡大を後押しすると予想される。
ポイント
99Bitcoinsを信頼する理由
2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。
毎週の調査時間
10万以上月間読者数
専門家による寄稿
2000+検証済み仮想通貨プロジェクト