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ビットコイン急落か、65億ドル相当のBTC売却の可能性

投稿者: Shogo Takanashi

最終更新日: 1月 14, 2025

ファクトチェック済み

投稿者 Konosuke Esaka

落胆するビジネスマン

DBニュースは9日、米司法省(DOJ)がシルクロードから押収した6万9000BTC(65億ドル相当)の売却を許可したことを報道した

シルクロードとは、かつてダークウェブ上で運営されていたオンラインマーケットプレイスで、主に違法取引の場として利用されていたプラットフォームだ。

2013年10月、アメリカ合衆国連邦捜査局(FBI)による摘発で閉鎖され、その際にFBIは同サイトで決済手段として使用されていた大量のビットコインを押収した。

このビットコイン(BTC)の所有権をめぐる争いは長年続いていたが、2024年12月30日、連邦裁判所は売却を承認。DOJはこの決定を受けて今後の売却手続きを進める見通しだ。

このニュースは市場に衝撃を与えており、大規模なビットコイン売却による暴落リスクへの懸念が広がっている。このような市場局面において、暗号資産(仮想通貨)投資家にとってはビットコイン急落に備えたポートフォリオの見直しが急務だ。

ビットコイン急落に備え、注目すべきアルトコイン銘柄

20日に予定されている次期トランプ政権の発足を控え、仮想通貨市場が不安定な局面に突入する可能性が高まっている。

過去には、Mt.Gox(マウントゴックス)事件のような大規模な資金移動や規制の影響で、ビットコインが急落し市場全体に混乱を招いた事例がある。今回のシルクロードの件も同様の混乱を招く可能性が指摘されている。

こうした状況を踏まえ、ビットコインに集中している資産を見直し、アルトコインへの分散投資が重要だろう。

そこで今回は、大規模なビットコイン急落シナリオに備え、今注目しておきたいアルトコイン3銘柄を厳選して紹介する。

  1. リップル(XRP)
  2. スイ(SUI)
  3. ウォール・ストリート・ぺぺ(WEPE)

これらのアルトコインは、ビットコイン急落の影響を受けながらも、それぞれの独自性と成長戦略によって市場での存在感を強めており、トランプ政権の追い風を受けてさらなる価格上昇が期待される銘柄だ。

リップル(XRP)

リップルは、ブロックチェーン技術を活用して高速かつ効率的な国際送金を実現することを目的とした仮想通貨だ。以下の特徴により、従来のSWIFTシステムが抱える送金遅延や高額な手数料といった課題を解決する次世代の金融インフラとして期待されている。

  1. 高速な仮想通貨取引
    :1秒間に約1500件以上のトランザクションが可能であり、従来の銀行送金に比べて圧倒的な高速化を実現
  2. 仮想通貨取引の低コスト化
    :1取引あたりの手数料は0.00001XRP(約0.001円)程度であり、国際送金における大幅なコスト削減を実現
  3. 金融機関とのパートナーシップ
    :世界中の200以上の金融機関がリップルネットワークに参加しており、グローバルな送金ネットワークを構築

また、次期トランプ政権発足により、リップル社と米証券取引委員会(SEC)間の訴訟が解決するとの見通しが強まっている。

こうした市場環境の好転により、リップルの法的リスクが解消され、投資家心理が改善、グローバル経済におけるリップルの需要拡大が急速に高まることが期待される。

スイ(SUI)

スイは2024年、500%を超える年間上昇率を記録し、主要レイヤー1ブロックチェーンの中で最も成長した仮想通貨プロジェクトだ。

2025年以降も、スイは以下の独自の成長要因により、さらなる成長が予測されている。

  1. DeFiやNFT分野での普及拡大
    :高いスケーラビリティと効率的なトランザクション処理能力により、分散型金融(DeFi)やNFTへの普及が拡大する見込み
  2. 主要ステーブルコインとの統合
    :USDC、USDT、FDUSDなどのステーブルコインとの統合により、DeFi取引の利便性が向上し、より多くのユーザーを引き込む基盤を構築
  3. Web3.0ゲーム市場への進出
    :BytePlus(ByteDanceの技術部門)との提携により、ブロックチェーンゲーム分野に展開

多くの仮想通貨が低迷および下落基調を示す10日の市場環境においても、スイは過去24時間で11%、週間ベースでは17%を超える安定した上昇率を記録している。

今後、次期トランプ政権の発足がスイの成長をさらに後押しし、2025年以降もビットコインを上回る飛躍的な成長を遂げることが期待されている。

ウォール・ストリート・ペペ(WEPE)

ウォール・ストリート・ぺぺは、現在のミームコイン市場で時価総額3位にランクインするぺぺコイン(PEPE)の後継プロジェクトとして誕生した新興ミームコインだ。

現在開催中の仮想通貨プレセールでは開始1ヶ月ほどで4500万ドルを超える先行投資が集まっている。この急成長背景には、以下の独自の特徴が関係している。

  1. 最新の市場洞察や取引戦略の共有
    :投資に必要な情報をリアルタイムで提供し、個人投資家が迅速かつ正確な判断を下せるようにサポート
  2. 将来有望な新興プロジェクトの情報を提供
    :次世代の有望プロジェクトに関する最新情報を共有し、将来性の高いプロジェクトへの早期アクセスを促進
  3. 高性能トレーディングツールを解放
    :プロレベルの高性能トレーディングツールを提供し、個人投資家でも高度な取引を行える投資環境を提供

これらの機能をWEPEトークン保有者に提供することで、これまで大口投資家が優位とされていた市場構造を変革し、個人投資家が公平に競争できる投資環境の構築を目指している。

現在、WEPEトークンは公式サイトからのみ先行投資することができ、本稿執筆時点において1トークンあたり0.00036645ドルのプレセール価格で購入可能だ。

ウォール・ストリート・ぺぺの公式サイトを確認する

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Shogo Takanashi

仮想通貨専門のWebライター。金融・IT業界での経験を活かし、初心者にも分かりや... 続きを読む

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