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米国のビットコイン(BTC)現物ETF市場は4日、合計5億4500万ドルの資金流出を記録した。
資金流出の拡大と価格への影響
1月中旬以降、現物ビットコインETFからの資金流出傾向が続いている。機関投資家の分析によると、1月16日以降の1日あたりの平均純流出額は約2億4300万ドルに達した。
この動きは、ビットコインが1月14日に9万8000ドルの節目で反落した時期と重なる。過去3週間で価格は26%調整し、レバレッジをかけた買いポジションの清算額は32億5000万ドルに上った。
最大手のiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)は5日、単日で13.1%下落。これは2024年8月以来最大の下落幅であり、年初来のパフォーマンスは大幅なマイナスとなっている。
フィデリティのETFでは年初から9億ドル以上が流出した。また、グレースケールのビットコイン・トラストからも同時期に5億7500万ドルが引き出されている。
投資家の間ではビットコインETFの先行きに対する警戒感が広がっている。
テック株安と市場構造の要因
今回のビットコイン下落には、複数の市場要因が絡み合っている。特に影響を与えたのが、ハイテク株比率の高いナスダック指数の下落だ。
半導体大手AMDの売上見通しが弱かったことや、米国の雇用統計が期待外れだったこと背景にある。ビットコイン価格はこれらの動きに連動し、6日には6万3000ドルを下回った。
多くの投資家の平均購入価格は約8万ドルと推定され、含み損を抱えた保有者による売り圧力が強まっている。
貴金属市場での売りも影響したとの見方がある。金や銀のポジションに対する担保として保有されていたビットコイン先物が、清算された可能性があるためだ。
ポイント
- 米ビットコイン現物ETFから2日間で5億4500万ドルが流出した
- ビットコイン価格は6万3300ドルを下回り、7万ドルのサポートを割った
- テック株の下落や先物ポジションの清算が相場下落の要因となった
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