有望な暗号資産(仮想通貨)ウォレットであるBest Wallet(ベストウォレット)は4月1日、BESTトークンのエアドロップを受け取るために、ウォレットを接続する必要があることを改めて注意喚起した。
Best Walletは、秘密鍵を自分で管理する「自己管理型」のウォレットで、仮想通貨市場で大規模なシェアを獲得しているMetamask(メタマスク)に、優位性を確立しようとしている。開発チームは、ウォレットの長期的な成長を促すために、戦略的なロードマップを構築しているが、次のフェーズへの移行が近づいている。
Best Walletのロードマップは次のフェーズへ移行か
メタマスクを抑えて、仮想通貨市場で大規模なシェア獲得を目指すBest Walletは、4つのフェーズから成るロードマップを構築している。公式サイトによると現在は、フェーズ2の計画が実施されており、BESTトークンのエアドロップや、新しいトークンローンチパッドのリリースが開始される予定だ。
フェーズ2は、半分以上の項目が、運営チームによって現在実行されており、まもなく次の段階となるフェーズ3へと移行すると考えられている。このフェーズでは、投資家から待望されている「Bestカード」のリリースが行われる。
Best Walletで保有する仮想通貨資産を使って、日常生活の買い物ができるデビットカードのような機能だ。デリバティブ取引やポートフォリオ管理の機能の開発も本格的に進められる計画があり、コミュニティからは期待の声が上がっている。
資金調達が順調に進むBESTトークンのプレセール
Best Walletは、仮想通貨のウォレットとしては珍しく、独自トークン「BEST」を生成している。このトークンを保有すると、ウォレットアプリ内における取引手数料の割引や、高利回りなステーキング報酬を獲得することが可能だ。
また、ガバナンス機能も備わっており、プロジェクトの今後を左右する重要な決定に投票することができるようになる。このような実用性の高いBESTトークンに対する需要は高まっており、実施中のプレセールには、1150万ドル(17億円)以上の資金が集まっている。
仮想通貨投資ウォレット「Best Wallet」は安全性と使いやすさを重視
Best Walletは、高い安全性と、仮想通貨への投資初心者をターゲットにしたユーザーフレンドリーさを重要視している。安全面については、今年2月に起きたBybit(バイビット)のハッキング事件が記憶に新しい。
この事件をきっかけに、より安全性の高いウォレットへ資産を移動させる投資家が増えており、Best Walletが知名度を上げている。というのも、同ウォレットは、自己管理型の特徴を強く持っている上に、最新のアップデートでセキュリティ機能が強化されたためだ。
Best Walletは、Fireblocks(ファイアブロック)のパーティ計算(MPC)を導入し、ユーザーが管理している秘密鍵を複数のシステムで分散して、暗号性を向上させて第三者への情報漏洩を防げるようにした。
また、Best Walletでは60以上のブロックチェーンや、200以上の分散型取引所(DEX)に対応している他、Upcoming Tokens(近日公開トークン)のような高度な機能を多く搭載している。Upcoming Tokensは、有望な新興トークンを早期に見つけることができる機能で、ユーザーから高く評価されている。
このように、Best Walletでは多種多様な機能を提供しているが、全てモバイルアプリで一括管理することができるため、初心者からの高い需要も見込まれている。
仮想通貨市場は現在下落相場に入っているが、戦略的な投資家たちは、新しいツールとしてBest Walletの導入を検討しており、今後さらなる成長が期待されている。
ポイント
- Best Walletのロードマップはまもなくフェーズ3へ移行予定
- BESTトークンの保有ユーザーは、取引手数料の割引や高利回りなステーキング報酬を得られる
- Best Walletは仮想通貨への投資初心者を対象に、高い安全性と使いやすさを重視した設計になっている
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