この記事の内容
ビットコイン の採掘難易度が17日、7回連続の上昇を経て、下落に転じた。
CoinWarzのデータによると、ブロック番号91万9870の時点で採掘難易度は146兆7200億となり、前回調整から約2.73%の低下を記録。これは、過去最高であった前回の150兆8000億からの下落を意味する。
ビットコイン(BTC)の採掘難易度は、ブロック生成時間を平均10分に保つため、およそ2016ブロック(約2週間)ごとに調整される仕組みとなっている。
今回の下落は、長期的な成長トレンドの中での一時的な調整とみられる。実際、難易度は過去30日間で3.07%上昇、過去90日間では16.19%の上昇を記録しており、依然として全体的には上昇基調にある。
ハッシュレート過去最高の中での難易度低下
今回の難易度低下は、ネットワーク全体の計算能力を示すハッシュレートが毎秒1兆2000億ハッシュを超え、過去最高を更新する中で発生した。この調整は、7回連続で上昇を続けていたビットコインマイニングの難易度に終止符を打つものとなった。
この一見矛盾した動きは、ビットコインネットワークの自動調整機能によるものである。難易度調整アルゴリズムは、現在のハッシュレートではなく、直前の調整期間におけるブロック生成速度を基準にする。
前回の期間でブロック生成が目標の10分より遅かったため、ハッシュレートの高さにかかわらず難易度が引き下げられた。
この仕組みは、ハッシュレートの変動よりも、安定したブロック生成時間を優先するネットワークの設計思想を反映している。現在、ネットワークは平均9.40分でブロックを生成しており、目標より0.60分速いペースで稼働している。
ビットコイン関連ニュース
新技術でビットコインの限界に挑戦、新興アルトコインが話題に
ビットコインのスケーラビリティ問題に挑む新たなレイヤー2ソリューション「Bitcoin Hyper(HYPER)」が市場の注目を集めている。
ブロック承認時間を数秒に短縮し、取引手数料を数セント台まで引き下げることを目指すこのアルトコインは、ビットコインの堅牢なセキュリティを維持しながら、DeFiやNFT、Web3ゲームなどのアプリケーション展開を可能にする。
ソラナの仮想マシン技術を統合することで、最大毎秒6万5000件の処理も視野に入れている。
プレセールでは約2400万ドルを調達し、2025年末までに主要取引所への上場も計画。ビットコインの実用性を大きく押し広げる存在として期待が高まっている。
ビットコイン保有を銀行に解禁か、日本の金融庁が制度見直しへ
金融庁はこのほど、銀行がビットコインを株式や国債と同様に保有できる制度改正に向けた議論を開始すると明らかにした。
今後、首相の諮問機関である金融審議会の作業部会で検討が進められる見通しだ。
現在の監督指針では、価格変動リスクを理由に銀行の仮想通貨保有を原則禁止しているが、金融庁はリスク管理体制の整備を前提に規制緩和を検討する。
あわせて、信頼性の高い銀行グループの仮想通貨交換業者としての登録も視野に入れ、個人投資家へのアクセス拡大も狙う。
ビットコイン市場が広がる中、日本は規制と市場成長の両立を模索している。
ビットコイン再購入を示唆、セイラー氏の一言に市場が反応
世界最大のビットコイン保有企業ストラテジーのマイケル・セイラー会長は19日、新たなビットコイン購入を示唆する投稿をXで行い、市場の注目を集めている。
投稿には累積購入履歴のチャートとともに、「最も重要なオレンジの点は、いつも次の点だ」との意味深なコメントが添えられた。
同社は現在64万250BTC(約690億ドル)を保有し、1BTCあたりの平均取得価格は7万4,000ドル。投稿を受け、トレーダーの間では新規購入の可能性を巡る憶測が拡大している。
一方、ビットコイン保有企業の純資産価値は急落しており、セイラー氏の動きが再び市場に波紋を広げそうだ。
ビットコイン株で個人投資家に170億ドルの損失、過熱相場の代償
ビットコインを大量保有する上場企業への投資が裏目に出た。
ストラテジーやメタプラネットなどのビットコイン関連株に投資した個人投資家が、推定170億ドル(約2.5兆円)の損失を被ったことが明らかになった。
これらの企業は、保有ビットコインに対して割高な株価で資金調達を行い、仮想通貨への再投資を続けていた。
だが、2025年10月にビットコインが10万4000ドルを下回ると株価は急落。投資家の熱狂も冷め、株式プレミアムは消滅した。
専門家は「金融の魔法は終わった」とし、仮想通貨関連株のリスクに警鐘を鳴らしている。
ビットコイン、次回採掘難易度は過去最高更新の見通し
ビットコインの採掘難易度は、7回連続の上昇を経て一時的に低下したが、次回の調整では再び大幅な上昇が予測されている。
CoinWarzによると、2025年10月29日頃の調整で約6.38%増加し、156兆800億に達して過去最高を更新すると推定。
一方、Bitcoin.comは10月30日頃の調整で3.39%の緩やかな上昇を予測しており、予測モデルによって見解に差があるものの、いずれも難易度上昇に転じる点で一致している。
今回の難易度低下は、連続上昇による採掘者の収益圧迫を一時的に緩和する措置とみられる。記録的なハッシュレートはネットワークの強固なセキュリティを示し、ビットコインの今後の健全性を裏付けている。
99Bitcoinsを信頼する理由
2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。
毎週の調査時間
10万以上月間読者数
専門家による寄稿
2000+検証済み仮想通貨プロジェクト


