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ビットコイン は6日、12万6223ドル(約1893万円)に達し、史上最高値を更新した。
TradingViewのデータでは、ユーロ建てやスイスフラン建てでも記録を更新している。
この1週間でBTCは10%上昇し、価格は前年同月の2倍に達した。歴史的に10月が強気相場となりやすいアップトーバー現象に沿った動きとみられる。
市場を押し上げた複合的要因
今回の価格上昇は、複数の要因が重なった結果とみられる。
デリバティブ取引所デリビットのジャン=ダヴィッド・ペキニョCCOは、CoinDeskに対し「好調なETFへの資金流入、供給量の減少、政府機関閉鎖懸念の中での安全資産としての需要が上昇を後押ししている」と分析した。
市場情報会社グラスノードのデータによると、中央集権型取引所におけるBTC保有量は6年ぶりの低水準に落ち込んだ。
過去2週間で約150億ドル(約2兆2500億円)相当のBTCが取引所から流出し、機関投資家のファンドや自己管理ウォレットに移動している。
これは短期的な売却圧力が減少し、長期保有の姿勢が強まっていることを示唆する。
マクロ経済と市場の展望
マクロ経済の動向も追い風となった。オンライン証券イートロの仮想通貨アナリスト、サイモン・ピータース氏は、予想を下回る米雇用統計を受け、FRBが29日の会合で追加利下げに踏み切るとの見方が強まったと指摘する。
リスクオンのセンチメントが高まり、仮想通貨に有利な環境が生まれた格好だ。
この活況を受け、仮想通貨市場全体の時価総額は過去最高の4兆2500億ドル(約637兆5000億円)に達した。
参考までに、金の時価総額は約26.6兆ドル(約3990兆円)となっている。
仮想通貨関連株の動向はまちまちだった。CoinDeskによると、ギャラクシー・デジタルの株価が7%上昇した一方、個人向け取引プラットフォームのロビンフッドは3%下落した。マラソン・デジタルなどのマイニング関連株は約10%上昇している。
今後の見通しについて、デリビットのペキニョCCOは「13万ドル(約1950万円)を超えるさらなる上昇も示唆されるが、11万8000ドル(約1770万円)への反落も考えられる」と分析した。
一部のアナリストは2025年末までにさらなる上昇を予測しており、強気相場が続くとの見方が優勢だ。
ポイント
- ビットコインは6日に12万6223ドルの史上最高値を記録し、1週間で10%上昇した。
- ETF資金流入、供給量減少、規制緩和期待など複合的要因が価格を押し上げている。
- 仮想通貨市場全体の時価総額は過去最高の4兆2500億ドルに達した。
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