ビットコイン(BTC)現物上場投資信託(ETF)は3日、3億7800万ドルの純流入を記録し、3日連続の流出から転換した

イーサリアム(ETH)現物ETFも1億900万ドルの純流入を記録し、12日連続の流入を継続している。

ビットコインETF、機関投資家の需要回復で大幅流入

ビットコインETFの流入をけん引したのは、ARK 21シェアーズ・ビットコインETF(ARKB)の1億3993万ドルとフィデリティ・ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド(FBTC)の1億3683万ドルだ。これらの大幅な流入は、機関投資家の強い需要を反映している。

一方、ブラックロックのIBITは5797万ドルの控えめな流入にとどまった。BTCO、EZBC、GBTCなどの他のファンドは純流入がゼロとなり、流入先に明確な選別が見られる結果となった。

ビットコインETF全体では、過去3営業日で10億ドルの流出を記録していたが、今回の流入で市場の信頼回復を示した。

Truth SocialによるビットコインETF申請など新規参入の動きもあるが、既存大手の優位性を崩すのは困難との見方が強い。

イーサリアムETF、ステーキング規制明確化で勢い継続

イーサリアムETFの12日連続流入は、米証券取引委員会(SEC)がETHステーキングを有価証券ではないと明確化したことにより得たものである。 この規制上の明確化により、将来的にステーキング報酬を含むETH ETFの登場への期待が高まっている。

ステーキング機能付きETH ETFが実現すれば、利回りを重視する投資家にとって魅力的な選択肢となる可能性がある。 現在のETHステーキング利回りは年率約3~4%とされ、ETFに組み込まれれば投資家に大きな経済的価値をもたらすと予想される。

暗号資産(仮想通貨)ETF市場全体では、機関投資家のアルトコインへの関心の高まりが顕著になっている。 特にイーサリアムのステーキング機構への規制承認により、ビットコイン以外の暗号資産への投資機会が拡大している。

今回の流入パターンは、暗号資産ETF市場の成熟と投資家による銘柄選別の精緻化を示している。 ARKBの純資産49億5000万ドル、FBTCの211億5000万ドルなど、上位ファンドへの資金集中が続いている。

ポイント

  • ビットコインETFが3日間の流出から転じて3億7800万ドルの純流入を記録
  • イーサリアムETFは12日連続の流入を継続し、SEC規制明確化が後押し
  • 機関投資家の暗号資産への関心が高まり、ETF市場の競争が激化

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熊林 愛理 
熊林 愛理 
仮想通貨ライター

2020年から仮想通貨投資を始め、豊富な投資経験とWeb3.0分野の専門知識を活... 続きを読む

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