ミームコイン生成プラットフォーム「Pump.fun」は14日、iOSおよびAndroid向けのモバイルアプリのリリースを発表した。
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— pump.fun (@pumpdotfun) February 14, 2025
これにより、従来PCでの操作が主流だったミームコインの発行・取引がスマートフォン上で容易に行えるようになり、市場のさらなる活性化が期待されている。
ポイント
- Pump.funがiOS・Android向けアプリをリリース
- 誰でも容易にミームコインを発行、取引手数料が無料
- 英国FCAが未登録金融サービスの疑いで警告、米国でも規制リスクが浮上
モバイル取引で拡大するミームコイン市場
新たにリリースされたPump.funアプリでは、ユーザーが無料でミームコインを発行できるほか、超高速取引、ウォッチリストの作成、ポートフォリオ管理といった機能が利用可能となる。特に、手数料無料でミームコインの作成・売買ができる点は、多くの投資家にとって魅力的な要素となり得る。
また、Pump.funはソラナ(SOL)ブロックチェーン上で運営されており、同チェーンはドナルド・トランプ大統領の公式ミームコイン「Official Trump(TRUMP)」のローンチを契機に、取引量が急増。この影響を受け、同プラットフォームはここ数カ月で急速に成長を遂げている。
特に、新規プロジェクトのローンチが活発なソラナエコシステムにおいて、Pump.funは主要なミームコイン取引プラットフォームの一つとして、その存在感を強めつつある。
今回のモバイルアプリのリリースにより、より多くのユーザーの参入が見込まれ、ミームコイン市場の流動性向上にも寄与すると考えられる。
規制当局の監視強化、法的課題が浮上
一方で、Pump.funは法的な課題にも直面している。2024年12月、英国の金融行動監視機構(FCA)は、同プラットフォームが未登録の金融サービスを提供している可能性があるとして、ユーザーに対し詐欺プロジェクトに警戒するよう公式に警告を発した。
FCAは、Pump.funを通じて発行・取引されるトークンの一部が、不正なスキームに関与している可能性がある点を問題視している。
また、米国においても規制当局がPump.funの運営状況を注視しており、適切なライセンスを取得していない場合、今後サービスの提供が制限される可能性がある。特に、規制の厳しい地域では、当局の対応次第でアプリの利用が制限されるリスクも否定できない。
今後、ミームコイン市場の活性化と法的リスクのバランスをどのように取るのか、Pump.funの動向が引き続き注目される。
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