大手資産運用会社ビットワイズは5日、暗号資産(仮想通貨)アプトス(APT)の上場投資信託(ETF)設立に向け、米国証券取引委員会(SEC)にS-1フォームを提出した。
提案されたETFは、投資家に規制された形でアプトスへの投資機会を提供することを目的としている。また、コインベース・カストディ・トラスト・カンパニーを保管機関として利用し、コールドウォレットでAPTトークンを保管する計画だ。
同社はすでに、スイスの6つの取引所で「Aptos Staking ETP」を立ち上げている。
ポイント
- ビットワイズ・アセット・マネジメントがアプトス(APT)のETFをSECに申請
- ビットコイン・イーサリアム以外のアルトコインETFへの関心が高まっている
- 申請発表後、アプトス価格が18%上昇し市場の関心の高さを示した
アプトスが反応
アプトスは、スケーラビリティ、セキュリティ、信頼性に焦点を当てた非EVMの互換性を持つレイヤー1ブロックチェーンだ。特に、DeFi(分散型金融)領域での成長可能性が評価されている。
そのネイティブトークンであるAPTは、時価総額ランキングで31位に位置する。
今回のS-1申請のニュースを受けて、APT価格は過去24時間で10%以上の上昇を見せている。
アルトコインETFの拡大
今回の申請は、近年の規制当局の姿勢の変化や、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)以外のアルトコインETF申請が増加が起こる中で実施された。
一部のアナリストらは、2025年初頭までにアルトコイン関連のETF上場数が大幅に増加すると予測しており、仮想通貨投資の景観を再形成する可能性が期待されている。
その中でビットワイズは、ソラナ(SOL)、リップル(XRP)、ドージコイン(DOGE)などの様々なアルトコインに対応したETFの申請を行ってきている。
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