人気の非代替性トークン(NFT)のAzuki関連プロジェクト「アニメコイン」は13日、新たな暗号資産(仮想通貨)「ANIMEトークン」のローンチを発表した。
ANIMEトークンは、イーサリアム(ETH)およびアービトラム(ARB)上で今月中にリリースされる予定であり、プロジェクトへの期待が高まっている。
ANIMEトークンのトークノミクス概要
ANIMEトークンは、総供給量の50.5%がコミュニティに分配される計画を持つ革新的なトークノミクスを採用している。詳細な割り当て内容は以下の通りだ。
Azukiコミュニティ(37.5%)
37.5%はAzukiコミュニティに割り当てられる。これらのトークンはローンチ時に完全にロック解除され、即時利用可能となる。なお、請求期間終了後に請求されなかったトークンは、コミュニティ育成のための資金に充当される予定だ。
コミュニティ育成(13.0%)
13%のトークンは、AnimeDAO(分散型自律組織)を通じてコミュニティ育成を目的に配分される。この仕組みにより、ANIMEトークン保有者がプロジェクトの方向性を決定する役割を担うことができる。
ドメイン拡張(24.44%)
24.44%のトークンはアニメコイン財団に割り当てられ、エコシステムの拡大を推進するために使用される。これには助成金プログラムや財団運営、アニメ業界との連携強化のための資金が含まれる。
パートナーコミュニティ(2.0%)
2.0%のトークンは、Hyperliquidコミュニティ(HYPEステーカー)、Kaitoヤッパー、Arbitrumコミュニティ、その他アニメコインのビジョンに共感するアニメ関連コミュニティに配分される。具体的な詳細は近日中に発表される予定だ。
開発チームとアドバイザー(15.62%)
15.62%は、Azuki従業員や請負業者、アドバイザーといったアニメコインの初期貢献者に割り当てられる。このトークンは3年間にわたって段階的にロック解除され、最初の1年間は引き出しが制限されるクリフ期間が設けられている。
Azuki社(7.44%)
7.44%のトークンはAzuki社に割り当てられ、アニメコインの継続的な開発と採用を支援する目的で利用される。これらのトークンも3年間のロック解除期間と1年間のクリフ期間が適用される。
ANIMEトークンが市場に与える影響
ANIMEトークンのローンチは、Azuki関連のNFT市場をさらに活性化し、その成長を加速させる重要なきっかけとなることが期待されている。
さらに、人気NFTコレクション「Pudgy Penguins」も、新たにPENGUトークンをイーサリアム上でリリースする計画を発表しており、市場の注目を集めている。
同コレクションは、時価総額6億6458万ドルを誇り、NFT市場においてCryptoPunksに次ぐ規模を誇る。
こうした業界の動きは、NFT市場全体のさらなる活性化を加速させるだけでなく、DAOの発展にも寄与することが期待されている。
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