プライバシー重視の仮想通貨、ジーキャッシュ(ZEC)、ダッシュ(DASH)、モネロ(XMR)は1日、仮想通貨データ追跡サイトのコインゲッコーが発表するトレンド仮想通貨リストで上位を独占した。
このリストは3時間ごとに最も検索された仮想通貨を追跡している。複数の情報源によると、プライバシーコインセクターは同日に顕著な上昇を記録した。
高騰するプライバシー通貨、検索と価格の両面で存在感
コインゲッコーのデータによると、ジーキャッシュは24時間で15.7%上昇し、439.79ドルで取引された。時価総額は71億ドルを超え、1日の取引高は14.5億ドルに達した。
ダッシュは29.5%の急騰を見せ、61.44ドルまで上昇。約3億2200万ドルの24時間取引高に支えられた。
モネロは比較的穏やかな8.3%の上昇で347.63ドルとなり、取引高は1億3400万ドルを超えた。プライバシーコイン全体の時価総額は243億ドルに達し、1日で15%増加した。
検索数の急増は、透明性を特徴とするビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)とは異なり、取引情報を隠すプライバシー機能への注目が高まっていることを示唆している。
高まる金融プライバシー志向と規制上の逆風
プライバシー通貨の台頭を支えているのは、高度な匿名性を実現する独自の技術基盤だ。モネロはリング機密取引やステルスアドレスといった技術により、取引の追跡をほぼ不可能にしている。
ジーキャッシュはzk-SNARKsによるシールド取引を通じて、取引ごとにプライバシーの有無を選べる仕組みを採用している。
一方で、プライバシー技術はマネーロンダリング対策(AML)や顧客確認(KYC)といった規制要件と衝突する可能性があり、当局の監視が強まっている。
暗号資産(仮想通貨)市場全体の時価総額は約3兆7800億ドル、1日の取引高は1400億ドルを超え、ビットコインが57.9%の市場支配率を維持し、イーサリアムが12.3%で続いている。
ポイント
- ジーキャッシュ、ダッシュ、モネロがコインゲッコーの検索トレンド上位を独占
- デジタルプライバシーへの関心の高まりと規制議論が、仮想通貨への需要を後押し
- 暗号技術により取引の匿名性を確保するプライバシーコインに、根強い支持
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