米金融大手モルガン・スタンレーは20日、現物ソラナETF(上場投資信託)の修正申請を米証券取引委員会(SEC)に提出した。
ティッカーシンボルは「MSOL」に決定
このETFは先物や仕組み債を利用するのではなく、現物の暗号資産(仮想通貨)であるソラナ(SOL)を直接保有する設計となっている。
今回の修正申請では、予定されるティッカーシンボルが「MSOL」となることが明記された。上場先の具体的な証券取引所については、現時点で公表されていない。
ブルームバーグのETFアナリストであるジェームズ・セイファート氏も、20日の段階でこの動きに注目している。
同氏の指摘によると、管理手数料などの詳細な条件は、今回の申請書には記載されていない。手数料は商品設計における重要な要素であり、今後の追加発表が待たれる状況だ。
モルガン・スタンレーは2026年1月にも、ビットコイン(BTC)とソラナの関連商品に関する初期登録を行っていた。同社は他社製品の取り扱いから、自社で直接ETFを発行する方針へと移行しつつある。
機関投資家向けのインフラを活用し、デジタル資産戦略を本格化させている。
ステーキング機能の有無が焦点
市場関係者の間では、このソラナETFにステーキング機能が組み込まれるかどうかが大きな関心事となっている。
初期の申請内容では、保有するソラナの一部をステーキングし、得られた報酬をファンドの純資産価値に反映させる仕組みが検討されていた。最終的な商品設計で、この機能が維持されるかは不明だ。
現在、SECは多数の仮想通貨ETF申請を審査している。米国での現物ソラナETF承認事例はまだなく、規制当局との間で構造や保管方法に関する協議が続いているとみられる。
モルガン・スタンレーはビットコインやイーサリアム(ETH)のETF申請も並行して進行中だ。
複数の資産運用会社が同様のETF組成を目指す中、同社は「MSOL」のティッカーを確保し、早期参入に向けた準備を整えている。
SECに承認されれば、機関投資家や個人投資家は、規制された環境のもとでソラナに投資する新たな選択肢を得ることになる。
ポイント
- モルガン・スタンレーが現物ソラナETFの修正申請をSECに提出した。
- 予定されるティッカーシンボルは「MSOL」で、現物のソラナを直接保有する。
- ステーキング機能の有無やSECの承認判断に市場の注目が集まっている。
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