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イーサリアム財団は24日、ビットマインに対して1万ETHを売却した。
今回の取引は、市場を介さない店頭取引(OTC)を通じて行われた。1 ETHあたりの平均価格は2,387ドルで、総額は約2,387万ドルに上る。
財団の財務管理と資金使途
同財団はX(旧ツイッター)で声明を発表し、収益の具体的な使途を説明した。得られた資金は、プロトコルの研究開発やエコシステムの成長促進に充てられる。
また、コミュニティへの助成金など、暗号資産(仮想通貨)の基盤を支える中核業務にも使用される予定だ。
取引の透明性を確保するため、財団が管理する複数の署名を必要とするマルチシグウォレットが利用された。
この売却は、財団が継続的に進める財務管理戦略の一環だ。定期的に仮想通貨を売却して法定通貨を確保し、ステーキングや分散型金融(DeFi)の運用とバランスを取りながら運営資金を賄っている。
市場価格が2,500ドルを下回る中、OTC取引を選択して価格変動の影響を抑えつつ大口の清算を完了させた。また、価格の安定を図るためにステーブルコインを活用するケースも増えている。
ビットマインの積極的な蓄積戦略
ビットマインが財団から直接OTC取引でイーサリアムを購入するのは、今回が2回目となる。前回は2026年3月に、1ETHあたり約2,043ドルで5,000 ETHを取得していた。
同社はイーサリアムの循環供給量の5%を保有するという野心的な目標を掲げている。現在、同社の保有量は約497万6,485 ETHに達し、全体の4.12%を占める規模に成長した。
その財務価値は115億ドルを超えている。トム・リー会長が率いる同社は、この取引を経て最大の企業保有者としての地位を固め、株式市場でも評価を高めている。
財団は過去にも企業に対する同様の売却を行ってきた。2025年7月にはシャープリンクへ1万ETHを売却し、2026年初頭には公開市場での小規模な取引も実施している。
ポイント
- イーサリアム財団はビットマインに対し、OTC取引で1万ETH(約37億円相当)を売却した。
- 売却益はプロトコルの研究開発やコミュニティ助成金など、財団の中核業務の資金として活用。
- ビットマインはイーサリアム供給量の5%保有を目指し、今回の取得で最大の企業保有者となった。
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