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米上場企業のビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは19日、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の保有量を大幅に拡大したと明らかにした。
同社は先週だけで約3万5268ETHを追加購入した。これは現在の市場価格で約1億800万ドルに相当する。
ステーキングによる収益化とインフラ構築
今回で同社の総保有量は420万3036ETHに達し、イーサリアムの循環供給量の約3.48%を占めることになった。
ビットマインは、イーサリアム総供給量の5%を取得するという目標を掲げており、戦略開始から約半年でその7割近くを達成したことになる。
現在、同社は世界最大のイーサリアム保有企業となっており、仮想通貨全体の保有量でもストラテジー社に次ぐ世界第2位の規模となっている。
保有するイーサリアムのうち、約180万ETHがステーキング運用に回されている。
これは保有量全体の約4割にあたり、現在の利回りで計算すると年間約3億7400万ドルの収益が見込まれる。
1日あたり100万ドル以上の収入を生み出す計算だ。同社は独自のステーキングインフラであるMAVANの開発も進めている。
2026年第1四半期に立ち上げ予定のこのネットワークにより、同社は仮想通貨エコシステムにおける最大のステーキングプロバイダーとなることを目指している。
市場環境と株価への影響
ビットマインのトム・リー会長は、ウォール街によるトークン化などのユースケース開発が進んでいることを指摘した。
イーサリアム財団によると、主要金融機関による35の事例が報告されており、こうした動きが投資家の関心を集めているという。
財務基盤の拡大という好材料があったものの、明らかになった当日の同社株価は7%以上下落した。
これは株式市場や仮想通貨市場全体が軟調に推移した影響を受けたものだ。
一方で、株主総会では株式数の増加が承認されており、今後もイーサリアムの蓄積を継続する体制が整っている。
また、イーサリアムは長期的な視点でもアルトコインおすすめの筆頭として位置づけられている。
さらに、同社は著名クリエイターのMrBeastが率いるビースト・インダストリーズへ2億ドルを投じるなど、Web3エコシステムの拡大にも積極的だ。
一時的な株価の調整局面にあるものの、圧倒的な流動性と保有資産の積み増しを背景に、機関投資家からの注目は依然として高い水準を維持している。
ポイント
- ビットマインのイーサリアム保有量が420万ETHを超え、供給量の約3.5%に達した。
- 保有分の約4割にあたる180万ETHをステーキングし、年間約590億円の収益を見込む。
- 財務基盤の拡大にもかかわらず、市場全体の低迷により株価は7%以上下落した。
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