大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスが展開するトークン取引プラットフォーム「Alpha 2.0」は20日、1日あたりの取引高が20億ドル(約2,800億円)に到達し、7日連続で過去最高記録を更新した。
この取引高は、前週同曜日比で223%増となり、同プラットフォームの急成長を示している。
執筆時点までの累計取引高は、160億ドル(約2兆2,000億円)を超える規模にまで成長している。
エアドロップや取引大会が取引高高騰を後押し
Alpha 2.0は、バイナンスに預けた資産を活用しながら、BNBチェーンやソラナ(SOL)などのオンチェーン取引ができる点で注目を集めている。
取引量の急騰は、エアドロップ(無料配布)や取引大会といったインセンティブ施策によるユーザー参加の増加が要因としてある。
また直近では、東京ゲームズトークン(TGT)、Xterio(XTER)、Solana Optimistic Network(SOON)などの上場も発表され、話題となっている。
BNBチェーン活動も成長
Alpha 2.0の成長に伴い、バイナンスウォレットのアクティブユーザー数や取引量、BNBチェーン上の分散型取引所(DEX)アクティビティも活発化している。
バイナンスウォレットの1日あたりの取引高においては、メタマスクやファントムなど他ウォレットサービスを上回る規模となっている。
また、BNBチェーン上の取引高は、Alpha 2.0導入以降は増加傾向にあり、バイナンスエコシステム内での存在感を強めている。
ポイント
- バイナンスAlpha 2.0が大規模なエアドロップや大会で取引量を急増させた
- 5月20日に1日あたり2兆8,800億円の取引高を達成し、7日連続で新記録を更新
- プラットフォーム成長により、BNBスマートチェーン上でのアクティビティも拡大
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