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日本円ステーブルコインJPYCを発行するJPYC株式会社と東証プライム上場のアステリア株式会社は16日、資本業務提携契約を締結した。
両社は第三者割当増資を通じて相互に株式を保有し、ブロックチェーン技術と業務システムの融合による新たな経済インフラ構築を目指す。
この発表を受け、アステリアの株価は後場に入り急騰。
一時前日比17.6%高の1188円を記録した。関東財務局への提出書類で事前に明らかとなっていたことも、市場の即座の反応につながった。
相互出資で資本関係を構築
今回の提携では、アステリアがJPYCに普通株式48万700株を割り当て、処分価額は1株1040円で総額約5億円。
対価としてJPYCからB1種優先株式5万7937株を取得する。
アステリアは以前から子会社ファンドを通じてJPYC株5万株を保有しており、今回の取得と合わせて保有比率は3.71%となる。
JPYCがアステリアから払い込みを受けた資金を原資にアステリアへ約5億円を払い込む仕組みで、実質的な資金調達ではなく相互の資本関係構築を目的とした提携となっている。
業務提携の具体的内容
業務提携の具体的な内容として、両社はJPYC決済やブロックチェーン活用に関する共同検討を開始する。
アステリアが持つデータ連携や業務自動化の技術とJPYC社の決済基盤を組み合わせ、関連する業務システムの開発やデータ連携分野での協業を推進する方針だ。
また、アステリアはJPYCを自己資金として運用するトレジャリービジネスの実施や、ステーブルコイン市場の開拓・情報発信においても連携を図る。
日本円建てステーブルコインは2030年に約30兆円規模に成長するとの予測もあり、企業での利用拡大が期待されている。
取引は2026年2月2日から4日に実施予定。
両社は「中長期的な視点での事業成長および新規ビジネス創出を加速させる」としている。
ポイント
- JPYC社とアステリアが資本業務提携を発表、相互に約5億円規模の株式を持ち合い
- 提携発表を受けアステリア株価は一時前日比17.6%高の1188円まで急騰
- 両社はJPYC決済システムの開発やトレジャリービジネスで協業を推進
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