GMOコインは15日、ビットコイン(BTC)のハードフォークに関する第三報を公表し、19日ごろに予定されるベータ版の実施でサービスを止めないと示した。
第一報で一時停止の対象としていた現物取引、暗号資産FX、ビットコインの預入と送付は、いずれも通常どおり利用できる。ベータ版では新規暗号資産の付与も日本円の交付も行わない。
ベータ版はブロック高967680、取引も送付も止めない
同社のお知らせによると、今回のハードフォークはアルファ版、ベータ版、正式版の3段階に分けて実施される。アルファ版はブロック高963648で、日本時間8月23日ごろに実施済みとなっている。
ベータ版はブロック高967680で、日本時間の9月19日ごろを予定する。ブロック高で実施の時点が決まるため、ビットコインマイニングの進み方しだいで日付が前後することもある。
第一報で一時停止の対象としていたのは、販売所と取引所での現物取引、暗号資産FXと取引所でのBTC/JPYのレバレッジ取引、ビットコインの預入と送付にあたる。同社はベータ版でこのいずれも停止しないとした。
アルファ版とベータ版は試験的な段階とされるため、新規暗号資産の付与と、相当額の日本円の交付は実施しない。付与などの対象となる残高の確認も見送る。
正式版は10月31日ごろ、誤入金とリプレイプロテクションに注意
正式版はブロック高973728で、日本時間の10月31日ごろを予定する。同社は正式版について、「計画されたハードフォーク及び新規暗号資産への当社対応指針」に則って対応するとし、一時停止の有無を含む対応は決定しだいあらためて案内するとした。
分岐で生じる新しい暗号資産はeCash(ECX)にあたる。練習用のコイン(pECX)を含め、同社はこれを取り扱わない。他社のサービスで取得したコインを同社のビットコイン預入用アドレスへ送った場合、誤入金となって取り出せないことがある。
分岐後の新しいチェーンは、ビットコインと同じアドレス形式を使う。リプレイプロテクションは任意設定となる予定で、自分でビットコインウォレットを管理している利用者には、片方のチェーン上の取引がもう片方でも有効になる点への注意を求めた。
ハードフォークの前後は価格が大きく変動する恐れがあり、ビットコインを代用暗号資産として使っている場合は、強制売却や追証が発生する恐れがあると同社は記した。国内ではビットバンクも11日に同じ計画を告知している。
ポイント
- GMOコインが19日のBTCハードフォークで取引停止を行わない。
- ベータ版はブロック高967680、正式版は973728で実施される。
- ベータ版では新規暗号資産の付与がなく、正式版は10月31日ごろ。
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