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SBIクリプトは2日、運営するビットコイン(BTC)マイニングプール事業を終了すると明らかにした。
7月末でサービスを正式終了
SBIグループ傘下で暗号資産(仮想通貨)マイニング事業を担うSBIクリプトは、2026年7月31日をもって同事業を終了する。
同社のヒロアキ・モリタCEO名義で利用者向けの声明が出された。
公式の案内によると、日本時間の7月31日午前7時にマイニングシェアの受け付けを停止する。同時刻以降は新たなシェアが計上されない体制となる。
サービス自体の運営は同日をもって正式に終了する予定だ。最終的な精算や運用上の詳細については、別途通知される。
同社のビットコインマイニングプールは、2021年に一般向けの公開プールとして本格的に提供を開始していた。それ以前から保有していたハッシュレートを基盤に事業を拡大してきた経緯がある。
公開からおよそ5年の運営を経て、閉鎖されることになった。同プールは、ビットコインネットワーク全体のハッシュレートの数パーセント前後を担う中堅規模のプールとして位置付けられていた。
事業環境の悪化と今後の対応
閉鎖の直接的な理由について、詳細な事業戦略や採算状況は公表されていない。社内で2026年4月に実施された事業レビューの結果を受けた判断とみられる。
マイニングプール事業の継続性や採算性が評価され、段階的に終了させる方針が採られた。
背景には、マイニング事業全体の収益環境の悪化がある。ビットコイン価格やネットワーク難易度の推移に加え、2024年の半減期後に生じたマイナーの収益性低下が影響している。
世界的な市場では大規模事業者への集約と競争激化が続いており、規模の経済の面でも厳しい局面にあった。
SBIグループ全体としては、仮想通貨およびWeb3関連事業のポートフォリオ再編を進めている。収益変動が大きく資本負担も重いマイニングプール事業を整理する判断が下された可能性が高い。
SBIクリプトは閉鎖に向けた支援として、移行先となる3社のマイニングプール事業者を参考情報として提示した。具体的にはBraiins(ブラインズ)、Luxor Pool(ルクソールプール)、NeoPool(ネオプール)の3つが挙げられている。
同プールのネットワークシェアはおおよそ1.3パーセントから2.2パーセント程度とされていた。このシェアの移動は、ビットコインマイニングプール勢力図の再編に一定の影響を与えると見込まれている。
ポイント
- SBIクリプトが2026年7月末でビットコインマイニングプール事業を終了する。
- 収益環境の悪化やグループ全体の事業再編が閉鎖の背景にあるとみられる。
- 利用者には他プールへの移行が促され、3社の事業者が参考として提示された。
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