イーサリアム財団は18日、2026年のプロトコル優先事項に関する最新情報を公式ブログで公表した。
開発体制を「拡張」「UX向上」「L1強化」の3トラックに再編し、年内に「Glamsterdam」「Hegotá」の2大アップグレード実施を計画。
ガスリミットの1億超への引き上げや量子コンピューター対策、zkEVMクライアントの実用化など、広範な技術的課題への対処を進める。
3トラックで開発を再編、ガス枠1億超を目指す
イーサリアム財団は、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のネットワークが直面する課題に対処するため、組織構造を再編した。
公式ブログによると、2026年は「拡張」「UX向上」「L1の強化」という3つの主要トラックを中心に開発を進める。
拡張トラックでは、ガスリミットを現在の6000万から1億以上に引き上げることを目標とする。
EIP-7928の導入とクライアントのベンチマーク継続がその基盤となる。
また、ゼロ知識証明を活用したzkEVMアテスタークライアントをプロトタイプから実用段階へ引き上げる作業も進める。
UX向上トラックは、ネイティブアカウント抽象化と相互運用性の2点に集中する。
EIP-7701やEIP-8141を通じ、スマートアカウントのロジックをプロトコルに直接組み込む方向で開発が進む。
L1強化トラックは今回新設された。
検閲耐性を測定可能な指標として確立する研究や、ポスト量子セキュリティへの対応、実行レイヤーの安全性強化が中心的な課題となる。
イーサリアム財団は、技術面と社会面の両方からこれらの課題にアプローチしていく。
今後の動向は、仮想通貨業界全体からも大きく注目されている。
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