国際サッカー連盟(FIFA)のデジタル資産市場「FIFA Collect」は26日、2026年FIFAワールドカップ向けのNFTチケットコレクションを発売した。
FIFA Collectはアバランチ(AVAX)の技術を統合し、ファンがデジタル資産の売買や交換を行えるプラットフォームだ。
FIFA、W杯の購入権利付きNFTコレクションを発表
FIFA Collectは26日の公式ブログ投稿で、アバランチチームとの提携を通じ「Right-to-Buy」と名付けたNFTチケットコレクションを発売したことを発表した。
これによりサッカーファンは2026年FIFAワールドカップの座席を確保できる。
同大会は2026年6月11日から7月19日にかけて開催され、北米3カ国の16都市で共同開催される。様々な予測では本大会が史上最多の観客動員を記録すると見られ、1試合平均7万2500人、チケット販売は580万枚に達する見込みだ。
これは、1994年に米国で開催されたワールドカップの総観客数360万人超の記録を上回る規模となる。
FIFAはNFTベースのチケット発行ソリューションを利用し、セキュリティ強化や偽造防止、ファンへの収集品および付加価値体験の提供を目指す。
FIFA Collectとアバランチの連携
FIFA Collectは公式のデジタル取引プラットフォームで、ファンはFIFAの大会やクラブ戦の象徴的な瞬間や選手を特集したデジタル収集品を集めて取引できる。ブロックチェーン技術を活用して、スポーツとの新たな関わり方を提供している。
利用者はRight to Buy(RTB)などのユニークな機会を見出せるとともに、デジタルパックの購入で収集品を受け取ることも可能である。収集品はコモン、レア、エピック、アイコニックといった異なる希少度に分類される。
さらに、暗号資産(仮想通貨)ユーザーはチャレンジに参加し、デジタル賞品やユニークなデジタル体験へのアクセス権といった特別な報酬を獲得できる。
プラットフォーム内のリデンプションセンターでは、対象収集品を焼却してリデンプションポイントを得た上で、限定版パックや報酬と交換できる。
FIFAは2022年11月、アルゴランドのネットワーク上に構築された「FIFA+ Collect」プラットフォームを立ち上げ、NFT市場に参入した。それ以来、多くのサッカーチームとの提携を進め、NFTを次々と発売している。
今年初めには、エジプトの有力サッカークラブアル・アハリとの提携によりNFTコレクションを発売した。今回、FIFAは新たにアバランチの技術を統合してNFTチケットを発行する。
アバランチは、拡張性が高く高速かつ低コストなプラットフォームを提供するとともに、スマートコントラクト開発のための堅牢なツールを備え、企業のNFTチケット作成を支援する。
これにより、スマートコントラクトを介したチケットの自動配信やセキュリティ強化、イベント後のチケット保有者への特典提供が可能となる。
また、アバランチはイーサリアム(ETH)との互換性を有し、処理の高速化と低コスト化を実現することを目指している。
ポイント
- FIFAが2026年W杯のNFTチケットコレクション「Right-to-Buy」を発売した。
- 今回のNFTチケット発行には、アバランチのブロックチェーン技術が採用された。
- NFTチケットは、セキュリティ強化や偽造防止、ファンへの付加価値体験の提供を目的としている。
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