ミームコイン市場において19日、AI技術を活用した新規プロジェクト「MIND of Pepe(MIND)」のプレセールが急速に資金を集め、総額950万ドル(約14億円)を突破した。
現在、PEPE(ペペ)をはじめとしたミームコイン市場全体が注目されている。
一方で、自動売買やSNS解析などにAIを活用するMINDをはじめとした新興ミームコインも新たなトレンドとなっている。
今回の記事では注目のペペとMIND of Pepeを深掘りしていく。
ミームコイン市場が拡大、PEPEの急騰が話題に
ミームコイン市場は今年に入り時価総額700億ドル(約10兆円)を維持している。
代表的なドージコイン(DOGE)やシバイヌ(SHIB)も堅調な動きを見せるなか、特に注目を集めているのがペペだ。
ペペは過去1か月で約75%の上昇を記録し、現在は約0.000012ドル(約0.0017円)付近で推移している。
2024年12月に過去最高値0.00002836ドル(約0.0041円)から80%以上値を下げていたが、4月以降の反発局面に入り直近高値を更新した。5月12日には0.0000154ドル(約0.0022円)を付け、年初来安値から約180%の上昇となった。
ブロックチェーン分析会社Lookonchain(ルックオンチェーン)によれば、ある大口投資家が5月中旬に2日間でバイナンスから総計2兆2,100億PEPE(約42億4,000万円)を引き出すなど、積極的な買い増しも確認されている。
同投資家の大規模な動きは数年ぶりで、投資家の期待が再び高まっている。
アナリストのCryptooELITES(クリプトエリート)氏は、このような一連の流れからペペは40倍の上昇余地があると価格予測をしている。
AI搭載のミームコイン「MIND of Pepe」 プレセールで950万ドル調達
一方、ミームコイン市場の新たな注目株として注目されるのが「MIND of Pepe」だ。
AI技術を駆使し、仮想通貨市場のトレンド分析や自動売買、将来的にはミームコインの自動生成までを行う。
5月10日にはAIエージェントをリリースしており、X(旧Twitter)やDiscord、オンチェーンのウォレット情報などをもとに相場分析や予測を行う。
プレセールは開始から短期間で6,558イーサリアム(約9.5億円)を集め、7,000万円相当のトークンを一括購入するなど投資家の関心が高い。
MINDトークンのプレセール価格は割安価格で提供されており、0.0037515ドル(約0.54円)となっている。
MIND購入者はトークン上場前から年利換算で最大238%でステーキング報酬を得られる。
なお、MIND of Pepeの仮想通貨プレセールは5月31日で終了予定だ。
AI活用型ミームコインの新潮流に投資家が注目
今後、AIと組み合わせたミームコインの台頭がさらなる市場拡大をもたらす可能性がある。
MIND of Pepeの開発陣は最先端のAI活用によってトークンの自動発行と、MIND保有者への独自特典の導入を進めている。
市場関係者は「ミームコインでも流行に乗るだけでなく、実用性・独自性を備えたプロジェクトが本格的に評価され始めた」と指摘する。
ペペやドージコインといった主要なミームコインだけでなく、MINDのような新興ミームコインをポートフォリオに組み込むのも時代の流れに沿った投資戦略となるだろう。
ポイント
- ミームコイン市場が700億ドルを超える規模に回復
- 中でもペペは1か月で75%高騰、大口保有者の動向も注視されている
- AI搭載のミームコインMIND of Pepeが期待を集めている
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