暗号資産(仮想通貨)ペペコイン(PEPE)は18日、年初来50%以上の価値下落を記録。過去30日間でも46.2%の損失を計上した。
ポイント
- PEPEコインが年初来50%以上の価値下落を記録
- 政治家の関与がミームコイン市場全体に悪影響を及ぼす可能性
- 新規AI搭載ミームコインMIND of Pepeが650万ドルの資金調達に成功
ミームコイン市場の低迷
PEPEの価格は直近24時間で9.9%下落。ドージコイン(DOGE)が6.3%、シバイヌ(SHIB)が5.8%、ボンク(BONK)が10.9%とそれぞれ大幅な下落を記録している。
市場全体の時価総額は6.8%減少し、670億ドル(約10兆1,840億円)まで縮小。政治家が関与する新しい仮想通貨の登場が、市場全体に予期せぬ悪影響を及ぼしているとの指摘が出ている。
特に、アルゼンチンのミレイ大統領が推進したリブラコイン(LIBRA)では40億ドルの時価総額が数時間で消失。この事態を受け、投資家のミームコインへの警戒感が強まっている。
新興AIトークンの台頭
一方で、新しい仮想通貨「Mind of Pepe(MIND)」が注目を集めている。MINDは、PEPEの要素とAIエージェント機能を組み合わせた新規プロジェクトで、わずか35日間で640万ドル(約9億7,000万円)の資金調達に成功した。
MINDの特徴は、SNSと連携した自律型AIエージェントの活用にある。Xでの情報収集や市場分析を自動化し、トークン保有者に独占的な投資情報を提供する計画だ。
さらに、トークンの25%をAIエージェントの運用に、30%を開発に割り当てており、長期的な成長を重視した設計となっている。公式Xアカウントは既に3,000人近いフォロワーを獲得し、コミュニティの拡大も順調に進んでいる。
今後の展開と市場予測
MINDの開発チームは、3段階のロードマップを公開。フェーズ1の先行セールを経て、フェーズ2でのトークン発行、フェーズ3ではAIエージェントの本格稼働を予定している。
市場専門家は、AIエージェント市場が2025年以降急成長すると予測。2030年には市場規模が471億ドルに達するとの見方もあり、MINDの将来性に期待が集まっている。
既存のAIエージェントトークンでは、ai16z(AI16Z)やVirtuals Protocol(VIRTUAL)が一年未満で数百倍の値上がりを記録。MINDも同様の成長を遂げる可能性があるとして、投資家の関心を集めている。
特にイーロン・マスクが「地球上で最も賢いAI」と評するGrok 3の発表を受け、AIエージェント仮想通貨市場への期待は一層高まっている。MINDの開発チームは、より優れた取引支援機能の実装を目指すとしており、次世代の仮想通貨投資ツールとしての成長が期待されている。
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