Meme Index(MEMEX)は2日、トークンクレームを開始し、分散型取引所(DEX)のUniswap(ユニスワップ)へ上場した。
取引開始後1時間で0.002915ドル(約0.43円)の価格をつけ、時価総額は4,420万ドル(約64億5,320万円)を記録した。
トレードサイトのDEXToolsによると、同プロジェクトの信頼性スコアは100点中76点で、スマートコントラクトに重大な脆弱性は確認されていない。
Meme Indexはプレセール時点で450万ドル(約6億5,700万円)超もの資金調達に成功し、ステーキング報酬が年率522%という高水準に達している点が特徴だ。
リスク分散型のミームコインインデックスが上場
Meme Indexは単一銘柄の急変動リスクを抑えるため、複数のミームコインに分散投資する仕組みを採用している。
ドージコイン(DOGE)やシバイヌ(SHIB)、ペペ(PEPE)などを含む4つのインデックスを今後展開し、投資家のリスク許容度に合った選択肢を提供する計画だ。
各インデックスはアルゴリズムを用いた自動リバランス機能を備え、相場状況に応じて構成銘柄を最適化するとされる。
ステーキング報酬やバスケットステーキングなど、パッシブ収益を得られる仕組みも用意されており、多面的な投資機会を提供するのが強みだ。
高いステーキング報酬と今後のMEMEXの展望
プレセールは終了したが、投資家はUniswapでMEMEXを入手することができる。
Meme Indexのステーキング年利は522%という数値を維持しており、プレセール参加者が利益確定に走る動きを抑える要因になっている。
また、MEMEXトークンはガバナンストークンとしての役割も担い、インデックスの再構成や新規インデックスの作成時に保有者が投票できる仕組みだ。
昨年到来すると期待されていたミームコインの「スーパーサイクル」の到来を期待する声がある中、2025年にかけてミームコイン市場全体が再び活性化すると予想されている。
このような市場環境を背景に、多銘柄に分散投資できるMeme Indexは、長期的な視野でポートフォリオを組みたい投資家にとって有力な選択肢になりそうだ。
プロジェクトチームは、ミームコインだけでなくその他の戦略的資産も対象に含める可能性を示唆している。
複数のインデックスがそろうことで、投資対象の幅がさらに拡大し、エコシステム全体の安定性や発展性が増すと考えられている。
ポイント
- 世界初のミームコインインデックス「MEMEX」がUniswapで取引開始
- 4つの異なるリスクレベルのインデックスを提供予定
- 現在のステーキング報酬は年率522%と高水準
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