世界大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは9日、新たなミームコインCheems(1000CHEEMS)を新規上場。これによりトークン価格は急騰を見せ、時価総額は3億2340万円(2.1億ドル)に達した。
バイナンスは現在、同トークンの全取引量の50%以上を占めており、流動性向上とコミュニティ認知度の拡大に大きく貢献している。しかし、取引量自体は65%減少しており、価格は過去最高値から25.6%下の水準にとどまっている。
ポイント
- Cheemsコインがバイナンス上場後に急騰し、時価総額2.1億ドルを達成
- 取引量は65%減少も、価格は過去最高値から25.6%下の水準を維持
- 新しいICO 仮想通貨のSolaxyが2000万ドルの資金調達に成功
1000CHEEMSの特徴と分析
Cheemsプロジェクトは、BNBチェーン(旧BSC)で発行された柴犬コイン(SHIB)をテーマとしたミームコインだ。
コミュニティは、トークン保有者によって完全に運営されており、ペットシェルターやペットケアイニシアチブへの寄付活動を行っている。これまでに10万ドル(約1540万円)の寄付を実施したという。
同トークンの上場は、バイナンスがBNBチェーン関連のサンプルトークンとして作成した「テストトークン(TST)」と同時に実施されている。
しかしTSTトークンは、分散型取引所(DEX)上で発売からわずか4時間後にバイナンスに上場。
これに対し同取引所のチャンポン・ジャオ(通称:CZ)創業者および元CEOは、取引所の新規トークン上場プロセスについて「問題がある」と批判的な見解を示した。
TST got listed on Binance. A few thoughts:
1. CZ said “fundamentals”, then talks about a test coin turned meme coin.
I posted to clarify that TST was NOT endorsed by me/us. It was just a test token used in a video tutorial. But every clarification post just made it more viral…
— CZ 🔶 BNB (@cz_binance) February 9, 2025
注目される新規ICO 仮想通貨
そのような背景もあり、一部の投資家らはこれらのトークンはすでに買われすぎていると考えており、今後成長可能性を秘めた新たなICO 仮想通貨に資金を移している。
一例として「Solaxy(SOLX)」は、ソラナ(SOL)のレイヤー2スケーリングソリューションとして、ICOですでに2000万ドル以上の資金を調達。ソラナの混雑問題解決を目指している。
SOLXトークンは現在0.001634ドルで販売されており、ステーキング参加者には年間200%の年間利回り(APY)が提供されている。
プロジェクトへの投資は、BNB、ETH、USDTでの交換か、銀行カードでの購入が可能だ。
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