米政府倫理局(OGE)は22日、トランプ大統領の口座が7月にストラテジー株を最大10万ドル分購入した記録を公開した。
ストラテジーは米国のビットコイン(BTC)保有企業で、同じ月にはコインベース株の購入とマイニング企業2社の株の売却もあった。ホワイトハウスは、口座の運用を第三者の金融機関に任せていると説明している。
7月に売買した暗号資産関連株
米政府倫理局が公開したトランプ大統領の取引報告書によると、7月の証券取引は1156件にのぼる。報告書は37ページあり、金額は1001ドルから1万5000ドルといった幅でしか記載されていない。このうち暗号資産に関わる銘柄は4つあった。
暗号資産関連で最も大きいのは、7月27日のストラテジー株の購入で、金額は5万1ドルから10万ドルの範囲。24日にも1001ドルから1万5000ドルの範囲で同社株を買い、8日には同じ範囲で売却していた。
24日にはコインベース株も1001ドルから1万5000ドルの範囲で購入した。29日には、ビットコインのマイニング企業MARAホールディングスとクリーンスパークの株を、それぞれ1万5001ドルから5万ドルの範囲で売却している。
買いはストラテジーとコインベース、売りはマイニング株
ストラテジーは株式の発行などで資金を集め、ビットコインの購入を続けてきた。9月21日の開示では、14日から20日に950BTCを7570万ドルで取得し、保有量は84万6000BTC、取得総額は638億ドルに達した。
売却したMARAとクリーンスパークは、ビットコインのマイニングで新たに発行されるBTCを受け取って収益を得る企業。7月の口座の動きは、ビットコイン保有企業と取引所の株を買い、マイニング株を手放す組み合わせになった。
報告書はOGEが9月14日に受け取り、18日に確認を終えたうえで公開された。取引の時刻や価格は載っておらず、個々の売買を誰が判断したかも記載がない。ホワイトハウスは、トランプ氏も家族も売買の指示を出していないとの立場をとっている。
ポイント
- トランプ氏の口座が7月27日にストラテジー株を最大10万ドル購入した。
- 同じ月にコインベース株を買い、マイニング株2銘柄を売却した。
- OGEの報告書には7月の証券取引1156件が載っている。
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