米医療データ企業KindlyMDは14日、ビットコイン(BTC)財務戦略を進めるナカモト・ホールディングスと合併した

新会社は引き続きナスダック市場に上場し、ティッカーはNAKAとなる。

医療を基盤にし、暗号資産(仮想通貨)を大量に保有するモデルは異例であり、合併で約5億4000万ドル(約797億円)を調達。

現在は21BTC(約36億円相当)の保有だが、長期的に100万BTCの取得を目指す。

KindlyMDの大規模計画

企業によるビットコイン保有は世界的に拡大しており、現在では上場・非上場を合わせて221社がBTCを保有し、総量は124万BTCを超えている。

なかでも米国が大口保有企業としてトップ3を占めている。

  • マイクロストラテジー:約62万BTC
  • マラソン・デジタル:約5万BTC
  • XXI:約4万BTC

日本では上場企業としてメタプラネットが約1万BTCを保有しており、国内最大の規模を誇る。

この流れと比較すると、KindlyMDの100万BTCという目標は、これらをはるかに上回る規模となる。

ベイリー氏のCEO就任と影響

ナカモト・ホールディングス創業者で、トランプ大統領のビットコイン顧問を務めてきたデービッド・ベイリー氏が、新会社KindlyMDのCEO兼会長に就任した。

ベイリー氏は政治活動委員会(PAC)を通じて2億ドル規模の資金調達を主導し、米国内でのビットコイン普及を後押ししてきた。

さらに、投資ファンド210kキャピタルを運用し、過去1年間で640%という異例の収益率を達成。

KindlyMDとは?

KindlyMDは米国ユタ州を拠点とする医療データ企業で、患者向けのヘルスケアサービスを展開してきた。

2025年には、ビットコインを基盤とするナカモト・ホールディングスと合併し、財務戦略に仮想通貨を組み込む新体制へ移行した。

これにより、医療事業に加え、余剰資金をビットコインで保有・運用するビットコイントレジャリー戦略を取り入れ、ヘルスケアと金融を両立させる独自モデルを目指している。

ポイント

  • 米KindlyMDとナカモトが合併、ナスダックに上場維持
  • 調達資金5億4000万ドルで100万BTC取得を狙う
  • 創業者デービッド・ベイリー氏がCEO就任、医療と仮想通貨を両立

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澤野 弥生
澤野 弥生
暗号資産ジャーナリスト

日本版99Bitcoinsライター。2020年より暗号資産分野に興味を持ち、同分... 続きを読む

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