コインベースとチェーンリンクは4日、イーサリアム(ETH)のレイヤー2であるBaseとソラナ(SOL)ブロックチェーンを接続する新たなブリッジをメインネットで公開した。

Baseとソラナの直接接続が実現

コインベースとチェーンリンクは、ソラナとBaseを直接接続する新たなクロスチェーンブリッジを公開した

両ネットワーク間での資産移動がシームレスに行えるようになり、主要ブロックチェーン間の相互運用性向上に向けた大きな前進となる。

ブリッジにはチェーンリンクのオラクルインフラが活用され、安全なクロスチェーン通信を実現する。急成長中のイーサリアムL2であるBaseは、この接続によりソラナの高性能ネットワークへ直接アクセスが可能になった。

ソラナは現在毎秒4000件超のトランザクションを処理し、理論値で6万5000件に達するとされる。従来の複数ステップを要するブリッジと異なり、今回の直接接続は資産移動の手間と複雑さを大幅に軽減する。

今回の取り組みは、ソラナが既存のWormholeによる接続に加え、相互運用性の選択肢を拡大する流れの中で実施されたもので、Wormholeはこれまでに30以上のネットワークとの橋渡しを担ってきた。

拡大する相互運用性と機関の需要

今回のブリッジ立ち上げは、主要ブロックチェーン間でのシームレスな運用を求める機関投資家の需要に応えるものだ。

複数の情報源によれば、ソラナは主要ブロックチェーンに関する機関投資家との議論において、イーサリアムと並ぶ存在として扱われる場面が増えており、エンタープライズ向けインフラとして成熟しつつあることが窺える。

ソラナは2025年のアップグレード後も依然としてイーサリアムの約47倍の1日当たりトランザクションを処理しており、今回の接続はネットワーク性能のギャップに対処する重要な手段となる。

さらにこの提携は、ソラナが2025年のロードマップを進める一方で、Baseのエコシステム拡大を図るコインベースの戦略も反映している。

ソラナの計画には、ブロックスペースの倍増や、ファイナリティおよびブロック時間改善を目的とした新たなコンセンサスアルゴリズムの導入が含まれる。

業界全体で相互運用性が2025年の鍵テーマと位置づけられる中、新たなバリデータクライアント「Firedancer」の導入も進み、ソラナネットワークはスループットと信頼性の向上、さらなる取引コスト低減が期待されている。

ポイント

  • Baseとソラナをつなぐ新ブリッジがメインネットで稼働開始
  • チェーンリンクの技術を活用し安全かつ直接的な資産移動を実現
  • ソラナの高速処理能力とBaseの成長を取り込み相互運用性を強化

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浅川 智
浅川 智
暗号資産ジャーナリスト

99bitcoinsの暗号資産(仮想通貨)ライターとして活動。FX取引の経験を活... 続きを読む

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