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暗号資産(仮想通貨)市場は15日、大きく下落し、ビットコイン(BTC)は9万4000ドルを下回り、約6カ月ぶりの安値を記録した。
市場全体に不安とパニックが広がる中、ビットコイン強気派として知られるマイケル・セイラー氏と、同氏が共同創業したストラテジー社が、保有するビットコインを売却し始めたとの情報が一時的に拡散した。
セイラー氏が売却疑惑を即座に否定
ストラテジー社の売却開始という情報は、信頼性に乏しい小規模アカウントによって発信されたが、フォロワー数50万人を超える影響力のあるコミュニティメンバーによって拡散された。
この結果、一部の投資家が反応したが、大半はストラテジー社が売却に動くとは考えず、冷静な対応を見せた。
セイラー氏はXとCNBCのインタビューで噂を否定した。過去の価格下落局面と同様に、ストラテジー社は今回も毎日買い増しを行っていると述べた。
同氏はまた「ビットコインのようなリスク資産には価格変動がつきものであり、短期的な値動きよりも4年間の長期パフォーマンスに注目すべきだ」と語った。
さらに、ストラテジー社には強制的に売却を行うトリガーはなく、たとえ80%の価格下落があっても業績への影響はないとした。
同社のビットコイン保有量は64万1692BTCに達し、保有資産の時価総額は約620億ドル(約9兆5480億円)にのぼる。
アーカムが資産移動の背景を説明
一部では、アーカムインテリジェンスがストラテジー社の売却を示唆したとの報道もあったが、同社はこれを否定した。
実際には、ストラテジー社が4万3415BTCをコインベースカストディから新たな管理会社へ移動させたものであり、100以上のアドレスに分散されていた。
アーカムは「この移動は売却を意味せず、当社のエンティティ上の動きが売却と誤解された可能性がある」と説明した。
加えて、ストラテジー社が定期的に仮想通貨ウォレットやカストディ先のローテーションを行っていることにも言及し、今回の動きもその一環だとした。
これにより、仮想通貨市場に広がった資産売却の憶測は否定され、混乱の背景には通常の管理作業への誤解があったことが明らかになった。
ポイント
- ストラテジー社のBTC売却疑惑が広まったが、マイケル・セイラー氏が即座に否定した
- 同社は市場下落時にも毎日追加購入を続け、現在64万BTCを保有している
- アーカムインテリジェンスは資産移動を説明し、通常の管理業務であると明言した
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