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米資産運用会社キャナリー・キャピタルは12日、ミームコイン「Mog Coin(MOG)」の価格に連動する上場投資信託(ETF)の設立を米証券取引委員会(SEC)に申請した。申請を受けてMOGの価格は一時25%急騰し、知名度の低かったこのトークンに市場の注目が集まった。
実用性なきミームコインの現物ETF申請
キャナリー・キャピタルがSECに提出したS-1登録届出書によると、「キャナリーMOG ETF」は信託が保有するMOGに直接投資し、運営費用などを差し引いた価格への投資機会を提供することを目的とする。この構造はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の現物ETFと同様の仕組みだ。
届出書はMOGを「『Mog』ミーム文化に根ざしたコミュニティ主導のデジタル収集品」と説明し、「インターネット文化とTikTokトレンドから生まれた猫系ミームコイン」と位置付けている。
MOGは2023年7月に開始され、現在約3万9000のウォレットに保有されているが、上位100保有者が供給量の53%を管理している。
SECへの届出書は、プロジェクト支援者がミームとしてのアイデンティティ以外に実際のブロックチェーン利用事例を示していないことを認めており、文化的関連性以外に重要な実用性を持たないトークンだ。ETF構造にはネットワーク手数料をカバーするため最大5%のイーサリアム保有が含まれる。MOGはイーサリアムブロックチェーン上で動作するためだ。
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