米オンライン証券のロビンフッド(Robinhood Markets, Inc.)は30日、2025年第2四半期の決算業績内容を明らかにし、売上と利益ともに市場予想を上回る好調な内容で、株価も上昇している。

公式ニュースによると、売上高は前年同期比45%増の9億8900万ドルで、予想レンジの9億2150万ドルを超えた。純利益は前年同期比105%増の3億8600万ドル、1株当たりの利益は前年の0.21ドルから0.42ドルに倍増し、予想の0.30ドルを大きく上回った。

さらに、預かり資産総額は前年同期比99%増の2790億ドルに達し、過去最高を更新した。純預金は138億ドル、ロビンフッドゴールドの加入者数は350万人に達しており、前年同期から76%の大幅増となった。

取引収益や有料サービスが大きく成長

ロビンフッドの成長を支えているのは、取引収益と有料サービスロビンフッドゴールドである。第2四半期の取引収益は前年同期比65%増の5億3900万ドルとなった。内訳は以下の通り。

  • オプション取引収益:2億6500万ドル(46%増)
  • (暗号資産)仮想通貨収益:1億6000万ドル(98%増)
  • 株式収益:6600万ドル(65%増)

ゴールドの加入者数は350万人に達し、サービス拡大が着実に進んでいる。その他の収益(ゴールド会員収益を含む)は9300万ドルと、前年同期から33%増加した。

国際展開とBitstamp買収も寄与

国際展開も順調に進んでいる。欧州では買収した仮想通貨取引所Bitstampの資産が90億ドルに達し、パーペチュアル先物の提供を開始。

米国では規制の進展により、ステーキングや先物商品の提供が視野に入っている。

ウラド・テネフ会長兼CEOは、「第2四半期はトークン化の取り組みを開始し、Bitstampの買収も完了した。経費抑制と新しいサービス展開により、好業績を達成できた」とコメントした。ジェイソン・ワーニックCFOは、「7月も顧客の純預金残高が60億ドルに達し、全カテゴリーで取引が堅調に推移している」と述べている。

こうした事業拡大を背景に、株価は決算発表当日に日中取引で2.69%、時間外取引でも0.64%上昇した。

ポイント

  • ロビンフッドの第2四半期売上高は前年比45%増の9億8900万ドルで市場予想を上回った。
  • 仮想通貨関連の収益は前年比98%増の1億6000万ドルに達し、好調を維持した。
  • 多角化戦略と国際展開で、資産は前年の2倍となる2500億ドルを突破した。

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澤野 弥生
澤野 弥生
暗号資産ジャーナリスト

日本版99Bitcoinsライター。2020年より暗号資産分野に興味を持ち、同分... 続きを読む

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