アルトコインニュース

Telegram、仮想通貨機能を強化|NFTギフト機能の提供を開始

メッセージアプリ大手のTelegramが、デジタルギフトをNFTとして取引できる新機能を実装。ブロックチェーン技術を活用。

投稿者: Takumi Yuri

最終更新日: 1月 4, 2025

ファクトチェック済み

投稿者 Konosuke Esaka

Telegramの新しいNFTギフトコレクション画面。レアリティ表示付きの3Dデジタルギフトが並ぶスマートフォンインターフェース

メッセージアプリ大手のTelegramは2日、デジタルギフトをNFT化できる新機能の提供を開始した

NFTギフト機能の詳細と利用方法

新機能では、アプリ内のデジタルギフトを非代替性トークン(NFT)として設定できる。背景色やアイコンなどの属性をカスタマイズし、各アイテムを独自性のあるものにすることが可能だ。

NFT化には、同社が提供するデジタル通貨「Telegram Stars」が必要となる。これはブロックチェーン上の手数料を支払うために使用される。

現在20種類以上のデジタルギフトがNFT化に対応しており、「Jelly Bunny」や「Santa Hat」といったアイテムが含まれる。カスタマイズ可能な組み合わせは1400種類以上に上り、今後さらに拡大される予定だ。

TelegramによるWeb3機能の強化

今回のアップデートでは、NFT機能以外にも検索機能の強化やQRコードスキャナーの実装など、多くの新機能が追加された。

プライベートチャットやグループチャット、チャンネルなど、カテゴリー別のメッセージ検索が可能になった。AndroidとiOSでは、アプリ内カメラを使用したQRコードスキャンにも対応している。

仮想通貨詐欺への警戒を呼びかけ

一方で、ブロックチェーンセキュリティ企業のScam Snifferは、Telegramボットを悪用した新たな仮想通貨詐欺の手口を確認した

詐欺師は、SNSサイトXで有名な仮想通貨インフルエンサーになりすまし、ユーザーを偽のTelegramグループに誘導。その後、「OfficiaISafeguardBot」という名のボットを使って認証を求め、マルウェアに感染させる手口が報告されている。

NFT機能の展望と利用時の注意点

Telegramの新機能は、メッセージアプリにブロックチェーン技術を組み込む試みとして注目される。デジタルギフトの売買や譲渡が可能になることで、新たな価値交換の手段として期待される。

しかし、仮想通貨関連の詐欺は手口が巧妙化している。利用者は不審なボットやグループには注意を払い、デジタル資産の管理には十分な security対策を講じる必要がある。

Disclaimer Icon
免責事項
暗号資産(仮想通貨)は高リスクの資産クラスに該当します。本記事は情報提供のみを目的としており、いかなる投資アドバイスや推奨を意図したものではありません。投資により元本全額を失う可能性があることをご留意ください。99Bitcoinsは、サイト内のアフィリエイトリンクを通じて広告手数料を受け取ることがありますが、これにより読者の皆様に追加の費用が発生することはありません。当サイトのコンテンツは、厳格かつ徹底的な精査を経た上で配信されています。

無料のビットコイン・クラッシュコース

  • 10万人以上の学習者に支持されています
  • 連続7日間、1日1通のメール
  • 簡潔で学べる内容を保証!

99Bitcoinsを信頼する理由

10年+

2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。

90時間+

毎週の調査時間

10万以上

月間読者数

50本+

専門家による寄稿

2000+

検証済み仮想通貨プロジェクト

Google News Icon
Google ニュースフィードで99Bitcoinsをフォローする
最新のアップデート、トレンド、洞察を直接お届けします。今すぐ登録!
今すぐ購読する
Takumi Yuri
Takumi Yuri
仮想通貨ニュースライター

日本語版99Bitcoinsニュースライター。5年ほど仮想通貨メディアでニュース... 続きを読む

ページトップへ