2025年7月2日(水)、ソラナ(Solana)初のレイヤー2チェーンとして注目されるSolaxy(SOLX)が、暗号資産取引所MEXCへの上場を発表し、24時間で127%を超える価格上昇を記録しました。
Solaxyは、5800万ドル(約82億9400万円)以上を調達したプレセールを成功させ、先月からDEXでの取引が始まっていました。初期投資家を中心に強い関心が寄せられており、今回の上場によってさらに注目が集まっています。
MEXCでのSOLXの取引はUTCで水曜日午前8時に開始され、同取引所では上場初日に105%上昇。0.00102ドルでの取引が確認されています。
今週中には他の大手取引所への上場も予定されており、Solaxyはそのロードマップに沿って順調に成長を続けています。なお、SOLXはMEXCでのSOLX/USDTペアに加え、RaydiumやUniswapといった分散型取引所でも取引が可能です。
MEXC上場と6250万SOLXのエアドロップ実施へ
Solaxyは、シンガポールを拠点とする暗号資産取引所MEXCへの上場を、火曜日に正式に発表しました。それに先立ち、MEXCではKickstarterイベントを実施。
ユーザーはMXトークンをコミットすることで、SOLXのエアドロップに参加できる仕組みが用意されていました。取引が始まる前からプロジェクトを応援できる点が特徴です。
このキャンペーンでは報酬として6250万SOLXが配られます。投票は本日をもって締め切られました。
なお、MEXCにはすでにSOLXというティッカーを使う別のプロジェクトが存在します。そのため、SolaxyはSOLAXYという名称で取引されることになりました。入出金時はシンボル表記の違いに注意が必要です。
SOLX保有の意味と期待される効果
SolaxyのMEXC上場は、トークン保有者にとってプロジェクトへの信頼を裏付ける材料となります。まだ初期段階にもかかわらず大手取引所の注目を集めている点は重要です。新たな流動性の獲得、取引スプレッドの縮小、そしてより幅広いユーザー層へのリーチが期待されます。
また、MEXCのKickstarterイベントもSolaxyの長期的な可能性に対する市場の関心を示すものです。とくに、Solaxyはソラナがより支配的なチェーンへと進化するために必要なギャップを埋める役割を担っており、その点でも期待が高まっています。
プロジェクトが上場後も計画を着実に進めている姿勢は、開発体制への安心感につながります。こうしたスピード感ある展開は初期から支えてきた投資家にとって好材料といえるでしょう。
今後、Solaxyがプレセールを経て複数のプラットフォームで取引される中で、注目すべきはこの勢いが実際の需要へとつながるかどうかです。市場が開かれれば、SOLXはより本格的な価格発見のフェーズに入る可能性があります。
Solaxyの次なるステップとは
プレセールの段階からプロジェクトを追ってきた投資家にとって、今回の上場はあくまで始まりにすぎません。
Solaxyのロードマップには、今後の主要な展開としてメインネットのローンチをはじめ、ブロックエクスプローラー、Solaxyブリッジ、Neptoon分散型取引所などが予定されています。
さらに、Pump.funのような既存プラットフォームに対抗するかたちで、ミームコインの作成とトークンローンチを支援するIgniterのリリースも控えています。
これらの機能はすべて今月中の公開が予定されており、Solaxyはソラナが築いた速度と効率性の実現を目指しています。計画通りに進行すれば同様の評価を得る可能性もあるでしょう。
また、MEXCに続いて今週中には複数の大手取引所への上場も確定済みです。Solaxyの認知と支援がさらに広がり、本格的な展開への足がかりとなる見通しです。
ただ一つ、プロジェクトには重要な課題が残されています。それは、ネットワークに高いトラフィックが発生した場合でも、ソラナを基盤とするシステムが安定して動作するかどうかです。
もしこの課題を克服できれば、今回の127%という急騰は今後の成長のほんの序章にすぎなかったと評価されるかもしれません。
Solaxyの概要と注目ポイント
Solaxyは、ソラナ上に構築された初の専用レイヤー2ソリューションです。ネットワークの需要が高まる局面において、パフォーマンスやスケーラビリティ、信頼性を向上させることを目的に設計されています。
このプロジェクトはソラナの代替ではなく高性能な拡張機能として動作します。過剰なトランザクションをオフチェーンで処理し、その後レイヤー1で安全に最終決済を行う構造を採用しています。
SolaxyはSVMと完全に互換性のあるアーキテクチャを導入。開発者はソラナで使い慣れたツールをそのまま活用しながら、より高いスケーラビリティと低コストでアプリケーションを展開することが可能になります。
ネイティブトークンであるSOLXは、トランザクションの手数料やステーキング報酬、開発者へのインセンティブなど、エコシステム内のあらゆる活動に使用されます。
今月に予定されているメインネットのローンチを経て、Solaxyはソラナのスケーラビリティを支える基盤として本格稼働する見込みです。DeFiやゲームなど高負荷なユースケースにおいても、ネットワークの信頼性を確保する存在となることが期待されています。
SOLXの購入方法と最新情報の入手先
SOLXを購入するには、まず暗号資産取引所MEXCでアカウントを開設し、資金を入金します。その後、SOLAXY/USDTの取引ペアにアクセスすれば購入が可能です。
また、イーサリアム版のSOLXはUniswapで、ソラナ版はRaydiumでも取引できます。Best Walletなどの対応ウォレットを接続するだけで分散型取引所でもスムーズに購入が行えます。
最新の上場情報やプロジェクトに関するニュースをいち早く受け取りたい方は、SolaxyのTelegramやX(旧Twitter)コミュニティへの参加がおすすめです。
より詳しい情報についてはSolaxyの公式サイトをご確認ください。
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