イーロン・マスク氏率いるxAI社開発の人工知能(AI)「Grok」はこのほど、2025年に買うべき暗号資産(仮想通貨)はリップル(XRP)とソラナ(SOL)のどちらになるか洞察を行った。
Grokは、OpenAI社のChatGPTなどと競合するAIチャットボット。WebやX(旧Twitter)を読み込むことができるため、リアルタイム性の高い情報を提供できる。
XRPとSOL、2025年の優良銘柄は?
同AIは、仮想通貨業界への規制環境の整備が進むと考える投資家にはXRP、ブロックチェーン技術や分散型取引所(DEX)などのアプリが発展すると考える投資家にはSOLが魅力的な投資先であると述べた。
XRPが最高値を更新
XRP価格は最近、過去1ヶ月で30%以上の上昇を見せ、 7年ぶりに史上最高値(円建て)を更新。1XRP=525円を記録した。
これは、XRPを発行するリップル社の技術開発の進展やドナルド・トランプ新政権が発足することによる規制環境の改善が期待されているためだ。また、米証券取引委員会(SEC)との法廷闘争が有利に進むことも期待されている。
そのため同AIは、XRP価格は今後約930円(6ドル)まで上昇する可能性があるという。
1SOL=3万円台まで回復
SOL価格においては、2024年11月に史上最高値を記録してから下落傾向を見せていた。しかし最近は、ビットコイン(BTC)を中心に仮想通貨市場が回復するとともに、1SOL=3万円台まで回復している。
また、いくつかの機関によってSOLの現物上場投資信託(ETF)の申請も行われており、承認および取引開始後の大幅な資金流入が期待されている。
同AIによれば、ETF採用によって機関投資家の関心と資本を獲得する可能性がり、1SOL=500ドル前後まで上昇すると予想されるという。
XRPとSOL回復の恩恵
XRPやSOLのような主要な基軸通貨が回復していることを受け、今後時価総額が大きく成長する可能性がある仮想通貨プロジェクトへも資金流入が見られている。
一例として「Solaxy(SOLX)」は、ソラナのレイヤー2を開発するプロジェクト。ソラナへの負荷を緩和しながら、高速かつ低コストな取引環境の提供を目指している。
現在、取引所の上場に向け、仮想通貨SOLXの事前購入ができる「プレセール」で資金調達を実施。執筆時点までに1000万ドル以上の資金を集めている。
またプレセール参加者には、SOLXのステーキング機能も開放しており、325%の年間利回りを提供中だ。
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