世界最大のイーサリアム(ETH)保有企業であるビットマインは、2026年にイーサリアム価格が大きく上昇するとの見通しを示した。
同社は現在、イーサリアム総供給量の約3.45%に相当する約411万ETHを保有しており、その評価額はおよそ130億ドルに達している。
ビットマインは、ネットワーク全体の5%を管理することを戦略目標に掲げ、1月中旬にも約7600万ドル相当のETHを追加購入するなど、保有量の拡大を継続している。
また、同社のトム・リー会長は、保有ETHの約3分の1にあたる約40億ドル相当をステーキングに回しており、これにより年間約3億7400万ドル規模の収益を見込んでいる。
仮想通貨1000倍の夢再燃、リー氏が予測するETHスーパーサイクル
リー氏は、イーサリアムが1トークンあたり25万ドルに達する「スーパーサイクル」の到来を予測している。
この極めて強気な見通しは市場全体に影響を与え、投資家の間で仮想通貨1000倍リターンを意識した資金流入を促す環境を示している。
ビットマインは、同社株価がイーサリアム価格と連動すると主張しており、想定水準に到達した場合、株価は5000ドルに達するとしている。
こうした成長戦略の一環として、ビットマインは2026年に米国製バリデータネットワークであるMAVANを立ち上げる計画だ。
これにより、現在は約40万ETHにとどまるステーキング運用を、将来的には保有資産のほぼ全体へ拡大する方針を掲げている。
さらに同社は、流動性向上と企業価値の最大化を目的に、株主に対して株式分割の承認を求めており、資本政策の面でも積極的な姿勢を鮮明にしている。
機関投資家の参入と市場指標の好転
ビットマインの強気姿勢を支える要因として、機関投資家によるイーサリアム採用の拡大が挙げられる。
JPモルガンはトークン化マネーマーケットファンドにイーサリアムを活用し、モルガン・スタンレーもイーサリアムETFを申請した。
実際、イーサリアムETFには直近1週間で約4億8000万ドルの純流入があり、需要の強さが数字として表れている。
オンチェーン指標も上昇基調を示している。
MVRVは5.8%とプラス圏に入り、資金蓄積局面から価格上昇局面への移行が進んでいる。
さらにスタンダードチャータード銀行のアナリストは、規制の明確化を背景に2026年をイーサリアムにとって重要な年と位置付けており、市場環境は追い風となっている。
ビットコインをDeFi基盤へ、Bitcoin Hyperが示すL2の可能性
イーサリアムを軸とした市場の活況が注目される一方、ビットコイン(BTC)エコシステムでも技術革新が進んでいる。
中でも、スケーラビリティ課題を解消し、DeFi機能を拡張するレイヤー2ソリューションへの関心が急速に高まっており、その中心的存在としてBitcoin Hyper(HYPER)が市場の注目を集めている。
Bitcoin Hyperは、ソラナ仮想マシン(SVM)を採用することで、ビットコインの高いセキュリティを維持しつつ、高速かつ低コストな取引処理を実現する。
これにより、従来は制約の多かったスマートコントラクトやオンチェーンアプリケーションの開発が可能となり、ビットコインを決済用途にとどまらないプログラム可能な基盤へと拡張している。
現在実施中のプレセールでは、累計3000万ドル超の資金調達を達成しており、2026年第1四半期にはメインネットの稼働を予定している。
総供給量はビットコインの2倍にあたる4200万枚に設定され、半減期を4年から2年へ短縮する独自のデフレ設計を採用している点も特徴だ。
さらに、アジアのフィンテック企業との連携や実用性を重視した開発方針により、投機に偏らない需要創出が進められている。
イーサリアム市場が大きな転換点を迎える中、ビットコインの機能拡張を担うBitcoin Hyperは、アルトコイン市場において重要な位置付けを占めるプロジェクトとして存在感を強めている。
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ポイント
- ビットマイン会長が2026年にETHスーパーサイクルの到来を予測。
- イーサリアム価格25万ドル観測が浮上し、仮想通貨1000倍相場への期待が拡大。
- BTC機能拡張を担うBitcoin Hyperのような新興プロジェクトにも注目が集まっている。
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