暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbaseのブライアン・アームストロングCEOは13日、AIと仮想通貨の統合が市場に大きな進展をもたらすとの見解を示した。
ビットコイン(BTC)が今週、12万3000ドルに迫る史上最高値を更新した中で、この発言は注目を集めている。
市場の活況は、ドナルド・トランプ米大統領が仮想通貨市場の急騰に言及したことなども背景にある。
AIとの連携が市場成長の鍵か
アームストロング氏は自身のX(旧Twitter)への投稿で、「強化された仮想通貨の機能は、AIが飛躍を遂げるための触媒になると期待している」と述べた。
同氏は特に、仮想通貨ウォレットが大規模言語モデル(LLM)に完全に統合される未来に期待を寄せている。
これが実現すれば、「許可不要のデジタル経済に向けた大きな一歩になる」と付け加えた。
Coinbaseは最近、AI搭載の検索エンジンを開発するスタートアップであるPerplexity AIとの提携を発表した。
この提携により、まずはPerplexityのブラウザ上でCoinbaseの市場データを活用した市場分析機能を提供する。
将来的には、ユーザーの質問に対してCoinbaseの市場データと連携した回答を生成する計画だ。
2022年11月のOpenAI社のChatGPTの登場以来、AIはテクノロジー業界の注目の的となっている。
多くの仮想通貨開発者は、ブロックチェーン技術をAI分野に応用する聖杯を求めて、この巨大な潮流に乗ろうと模索している。
Coinbaseの動きは、仮想通貨を利用した予測プラットフォームPolymarketがイーロン・マスク氏のxAIと提携した動きに続くものだ。
市場の過熱懸念と仮想通貨1000倍ポテンシャルのプロジェクト
一方で、市場には過熱を懸念する声も存在する。
資産運用会社Bitwiseの最高投資責任者であるマット・ホーガン氏は、「ビットコインは年末までに20万ドルを超えると予想している」と強気な予測を示すものの、このような価格の高騰はビットコインネットワーク自体の課題も浮き彫りにしている。
取引の遅延や手数料の高騰は、スケーラビリティにおける長年の懸念事項だ。
こうした問題を解決するため、様々な技術開発が進められる中、ビットコイン専用のレイヤー2ブロックチェーンとしてBitcoin Hyper(HYPER)が注目を集めている。
同プロジェクトは、ソラナの高速インフラとビットコインの強固なセキュリティを融合させ、スマートコントラクトやdAppsの展開を可能にすることを目指しており、仮想通貨1000倍規模の成長ポテンシャルが期待されている。
ホワイトペーパーによると、ゼロ知識証明を活用することで、信頼性を保ちつつ高速かつ低コストな取引を実現するという。
プレセール段階で既に300万ドル以上を調達しており、現在のトークン価格は0.012275ドルとなっている。
ビットコインを単なる価値の保存手段から、より広範なエコシステムへと拡張する試みとして、今後の動向が注視されている。
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