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リップル(XRP)の価格は6日、前日につけた安値2.06ドルから急伸し、一時2.38ドルまで上昇した。上昇率は約16%に達し、短期的な買い戻しの動きが鮮明となった。
今回のリップル の急騰は、取引量の顕著な増加を伴っている。
出来高は直近7日間の平均を47.6%上回り、12月中旬以来となる最も力強い取引活況を記録した。
機関投資家のリップル需要が加速
リップル価格上昇の原動力となっているのが、現物ETFを通じた機関投資家の資金流入だ。
XRP関連ETFへの純流入は43営業日連続でプラスを維持しており、ETF開始からの総流入額はビットコイン(BTC)に次ぐ速さで10億ドルの大台を突破、累計13億ドルに達した。
特に2025年12月には月間で4億8300万ドルが流入するなど、機関投資家の需要は底堅い。
一方、個人投資家は価格が停滞していた1.85ドル近辺で保有分を手放しており、市場ではこれを売り圧力が枯渇するスプリング(Spring)のサインと解釈している。
個人が悲観の中で売却した玉を、機関投資家などの大口が吸収する典型的な需給の好転が鮮明となった。
供給不足がリップル相場の追い風に
需給面では、構造的な供給不足が価格を押し上げやすい環境を作っている。
仮想通貨取引所に保管されているXRP残高は2018年以来の低水準まで減少しており、売り板が薄い状況にある。
アナリストはこの状況を火薬庫と表現し、わずかな需要増でも価格が跳ね上がりやすい局面にあると指摘する。
直近のXRP急騰も、この供給逼迫が背景にあるとみられる。
過去の相場サイクル、特に長期停滞後に800%超の上昇を記録した2017年のパターンと類似しており、1.85〜2.10ドルのレンジを上抜けたことで、市場ではさらなる上値余地への期待が高まっている。
スタンダードチャータード銀行のアナリストなどは、次のターゲットとして4ドル、長期的には8ドルへの到達を示唆した。
ただし、上昇トレンドの維持には月間5億ドル規模のETF流入継続がカギとなるほか、3.20〜4.20ドルの価格帯には強い抵抗線が存在すると分析されている。
早期購入層による利益確定売りをこなしつつ、この重要水準を突破できるかが今後のトレンドを左右しそうだ。
ポイント
- リップルの価格は6日、重要な抵抗線を突破し一時2.38ドルまで急騰した。
- 価格上昇の背景には、ETFを通じた機関投資家による大規模な買い入れがある。
- 取引所の保有残高が減少し、供給不足が価格変動を加速させた可能性がある。
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