米国初のソラナ(SOL)ステーキング連動ETFであるREX-Osprey Solana + Staking ETF(ティッカー:SSK)は15日、取引高が6600万ドルに達し、過去最高を更新した。
これは従来の最高記録3400万ドルをほぼ倍増する水準で、運用開始以来の最大規模となった。
同ETFは7月2日に上場し、米国市場で初めて現物ソラナとオンチェーンのステーキング報酬に直接アクセスできる上場投資信託として注目を集めている。
現物ソラナとステーキング報酬を組み合わせた構造
SSKはREX SharesとOsprey Fundsの協業により開発され、約60%を直接ステーキングされたソラナ、40%をソラナをステーキングする上場商品、さらにごく一部をJitoSOLなどの流動型ステーキングトークンに配分している。
ステーキング報酬(現在年率7.3%)は手数料を差し引かず、そのまま保有者に還元される点が特徴だ。
価格指標にはCF BenchmarksのCME CF Solana-Dollar Reference Rate – New York Variant(SOLUSD_NY)を採用し、規制遵守と価格操作耐性を確保している。
SSKは上場から12営業日で純資産総額(AUM)が1億ドルを突破するなど、機関投資家と個人の双方から急速に資金が流入している。
7月24日にはJitoSOLを組み込み、日中の流動性を高めつつ報酬獲得を継続できるように構造を改善した。
記録的な取引高の背景
今回の取引高急増の背景には、現物ソラナとプロトコルネイティブなステーキング報酬をSEC登録の枠組みで提供するユニークな商品特性がある。
直接の暗号資産(仮想通貨)保有に伴う自己管理の難しさやカウンターパーティリスクを回避できるため、特に伝統的な投資家層からの需要が高まっている。
また、ソラナネットワークの取引量や分散型アプリケーション(dApp)の成長、バリデーター参加の増加がSOLの価格やステーキング報酬に影響を与え、それが収益志向の商品への需要を押し上げている。
さらに、市場全体のデジタル資産インデックスの変動や7月中旬のソラナ価格下落を受け、直接保有よりもETFを通じた構造的安定を求める動きが出ている。
今後の展望と市場動向
SSKは米国で唯一、ネイティブステーキング報酬を提供するETFとして、今後の資金流入拡大が見込まれている。
機関投資家による四半期資金流入や主要ETFモデルポートフォリオへの組み入れが期待されており、取引高の増加傾向は続く可能性がある。
ただし、規制情勢やソラナネットワーク固有のリスク、ブロックチェーン競合との動向は依然として重要な監視要因だ。
SSKは将来的にさらなる市場浸透が予測される一方、仮想通貨市場特有の価格変動リスクを抱えており、今後の動きが注目される。
ポイント
- 米国初のソラナステーキング連動ETFが過去最高の取引高を記録した。
- 取引高は6600万ドルで、従来の最高記録をほぼ倍増した。
- 背景には規制準拠の現物ステーキング構造と機関投資家の関心拡大がある。
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