暗号資産(仮想通貨)取引所大手のバイナンスは13日、8つのアルトコインに監視タグを追加した。
8つのアルトコインに監視タグを追加
今回の措置の対象となるのは、Automata Network(ATA)、Arena-Z(A2Z)、FIO Protocol(FIO)、Gitcoin(GTC)、Neutron(NTRN)、Phoenix(PHB)、BENQI(QI)、Radiant Capital(RDNT)の8銘柄だ。
これらのアルトコインは、プラットフォーム上で提供されている他の資産と比較して、価格変動率やリスクが著しく高いと判断されている。
モニタリングタグが付与された銘柄は、バイナンスによる厳格な監視と定期的な審査の対象となる。
審査の結果、同社が定める上場基準を満たしていないと判断された場合、将来的に上場廃止となる可能性もある。
このタグは、現物取引やマージン取引のページなどにリスク警告バナーとして表示される。
バイナンスは定期的にプロジェクトの審査を行っており、その結果に基づいてタグの追加や削除を決定している。
審査基準には、プロジェクトチームの取り組み姿勢や開発活動の質、取引量と流動性が含まれる。
さらに、ネットワークの攻撃に対する安定性やスマートコントラクトの信頼性なども総合的に評価されている。
取引継続にはクイズの合格が必須に
モニタリングタグが付与された銘柄を取引するユーザーには、新たな条件が課される。現物取引やマージン取引でこれらのトークンを扱う場合、ユーザーは90日ごとにリスク認識クイズに合格しなければならない。
これは、高いリスクを伴う取引において、ユーザーが十分な情報に基づいた判断を行えるようにするための措置だ。
一方で、今回のタグ追加は対象銘柄の即時上場廃止を意味するものではない。
また、ステーキングなど取引以外の関連サービスについては、これまで通り利用可能だ。
バイナンスは、プラットフォームの健全性維持とユーザー保護を目的として、このような厳格な基準を設けている。
プロジェクトのパブリックコミュニケーションのレベルや、デューデリジェンスへの対応状況も重要な評価項目となっている。
非倫理的な行為がないことや、持続可能な仮想通貨エコシステムへの貢献度も審査される。バイナンスは透明性の向上と長期的な業界の成長を目指し、今後も定期的な評価を継続していく方針だ。
ポイント
- バイナンスはATAやGTCなど8つの仮想通貨にモニタリングタグを追加した。
- 対象銘柄は高リスクとみなされ、取引継続には90日ごとのクイズ合格が必要。
- 即時の上場廃止を意味するものではなく、定期的な審査に基づいてタグは見直される。
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