ASAHI EITOホールディングス株式会社は19日、イーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)の追加取得を明かした。
同社は、2月27日に約31.65 ETH(取得価1,000万円)、約740.19 SOL(同1,000万円)を追加取得。これにより同社の累計保有は、イーサリアムが約42.52 ETH、ソラナが約1,001.7 SOLとなった。
財務基盤強化に向けた仮想通貨の取得
東証スタンダード上場で住宅設備機器メーカーの持株会社である同社は現在、暗号資産(仮想通貨)トレジャリー事業を展開している。
2025年11月に同事業の開始を発表し、国内取引所のビットポイントと提携して仮想通貨の取得を進めている。
同社は新株予約権の行使によって調達した最大約27億円の資金を原資としている。この資金をイーサリアムとソラナに約50%ずつの割合で段階的に割り当てる計画だ。
会社の財務基盤強化と資本効率の向上を目的とした資産分散戦略の一環として位置付けられている。法定通貨以外の資産を持つことで、リスクを分散させる狙いがある。
初回の取得は2026年1月に実施され、合計500万円分の仮想通貨を取得した。具体的には、平均取得単価124.84ドル(約1万9,849円)で約261SOL、平均取得単価3,002.61ドル(約47万7,414円)で約10ETHを取得している。
今回の追加取得により、同社の仮想通貨保有量はさらに増加することになった。
ステーキングや流動性提供で収益化へ
取得した仮想通貨は、単に保有するだけでなく、積極的に運用される予定だ。
同社はステーキングや分散型取引所での流動性提供を通じて、新たな収益機会の獲得を目指している。
イーサリアムはユニスワップ、ソラナはジュピターなどのプラットフォームが活用される見込みだ。
保有資産から継続的な利回りを得ることが期待される。
また、保有するソラナの一部をスマートポケットへ転換する計画も明らかにされている。
市場環境やリスク管理を慎重に考慮しながら運用を推進し、中長期的な資産価値の向上を図る方針だ。
提携先のビットポイントが、これらの取得や保管、活用を全面的に支援している。専門的な知見を持つパートナーとの協力体制が構築されている。
国内の上場企業が自社の資金を仮想通貨に振り向ける事例は増えつつある。
同社の取り組みは、企業による仮想通貨トレジャリーの多様化を示す事例として市場から注目を集めている。今後も段階的な取得と運用状況の報告が期待される。
ポイント
- ASAHI EITOホールディングスがイーサリアムとソラナを追加取得。
- 調達した最大約27億円の資金を原資に、段階的に仮想通貨を取得する計画。
- 取得した仮想通貨はステーキングや流動性提供などで運用し、収益化目指す。
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