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米国のビットコイン現物ETFは12日、5週連続となる資金の純流出を記録した。
大型銘柄からの資金流出が継続
米国市場に上場するビットコイン現物ETFは、6月8日から12日までの期間に約3億1,600万ドル(約505億6,000万円)の純流出となった。資金の流出は、これで5週連続となる。
暗号資産(仮想通貨)の代表格であるビットコイン(BTC)への需要が一時的に冷え込んでいる。
同期間には、イーサリアム(ETH)現物ETFからも約1,491万ドル(約23億8,560万円)が流出した。こちらも5週連続の純流出を記録している。
時価総額の大きい主要な仮想通貨ETFにおいて、売り圧力や利益確定の動きが長引いている状況だ。
この背景には、マクロ経済や市場構造に関する複数の要因が絡んでいる。これまでの価格上昇に伴う利益確定売りに加え、仮想通貨市場全体の価格変動が激しくなっている。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)による金利政策の先行き不透明感も、リスク資産への意欲を低下させる要因となっている。
一部のアルトコインには資金が流入
一方で、他の仮想通貨現物ETFでは、異なる動きが見られた。
ソラナ(SOL)現物ETFは約258万ドル(約4億1,280万円)の純流出となった。しかし、XRP現物ETFには約1,068万ドル(約17億880万円)の純流入があった。
さらに、テーマ型のHYPE現物ETFも約587万ドル(約9億3,920万円)の純流入を記録している。
これらのデータは、投資家が仮想通貨ETF市場から完全に撤退しているわけではないことを表している。大型銘柄から、より小規模で特定のテーマを持つ銘柄へと資金を移動させている状況だ。
米国におけるデジタル資産の規制や税制に関する議論が続く中、機関投資家や個人投資家は慎重な姿勢を強めている。
ビットコインやイーサリアムといった主要銘柄のリスクを減らす動きが目立つ。その一方で、短期的な利益を求めて一部の資金がニッチな銘柄へ向かっている。
ポイント
- 現物ビットコインETFが5週連続で約3億1,600万ドルの純流出を記録した。
- イーサリアムETFも流出が続く一方、XRPやHYPEのETFには資金が流入している。
- 投資家は大型銘柄を避け、より小規模な銘柄へ資金を移動させている。
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