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エルサルバドル政府は24日、過去7日間で新たにビットコイン8BTCを追加取得した。
1日1ビットコインの購入を継続
エルサルバドル財務省などのデータによると、同国の暗号資産(仮想通貨)の総保有量は約7662ビットコイン(BTC)に達した。
現在の価格である約7万7,000ドル(約1,224万円)で計算すると、評価額はおよそ5億9,000万ドル(約938億円)に上る。国家の資産として、これほどの規模の仮想通貨を保有する事例は珍しい。
同国は2022年後半にナジブ・ブケレ大統領が表明した「毎日1BTCを購入する」という方針を現在も維持している。
短期的な価格変動にとらわれず、定期的に一定額を買い続ける手法を採用。この地道な戦略により、2022年時点では数千BTCだった保有量は着実に増加してきた。
政府はこれらの仮想通貨を、短期的な取引目的ではなく、長期的な戦略的準備金として位置付けている。
国際通貨基金(IMF)との協議の中で、法定通貨としての扱いに変化が生じたとの報道もある。
それでも政府は、国庫のための蓄積を継続する姿勢だ。日本においても、メタプラネットが同様に、暗号資産を財務資産として組み込む動きを見せている。
市場の変動に合わせた柔軟な対応
過去のデータを見ると、エルサルバドルは常に一定量を購入してきたわけではない。
市場価格が大きく下落した局面では、1週間に数百から1,000BTC以上をまとめて取得した時期もあった。
現在は週に8BTCという小規模で安定したペースに戻っている。状況に応じた買い増しと、日常的な積み立てを組み合わせている形だ。
このような柔軟な対応は、市場の動向を見極めながら保有量を増やす狙いがある。同国の保有資産の評価額が数カ月にわたって30%以上減少した時期もあり、国際機関からは厳しい目を向けられてきた。
しかし、政府は購入プログラムを維持し、価格が回復した際にはその成果を強調している。小規模な経済体制を持つ同国にとって、約938億円に上る準備金はマクロ経済的にも大きな意味を持つ。
日々の少額な追加取得も、単なる投機ではなく規律ある蓄積として、国内外から高い関心を集め続けている。今後、市場がアルトコインシーズンに突入した際にも、この方針を維持するのか注目される。
ポイント
- エルサルバドル政府は過去7日間で新たに8BTCを追加取得した。
- 同国のビットコイン総保有量は約7662BTCとなり、評価額は約938億円に上る。
- 政府は短期的な価格変動にとらわれず、長期的な戦略的準備金として蓄積を続けている。
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