JPYC株式会社は22日、LINE NEXTが提供するウォレット「Unifi」で日本円ステーブルコインJPYCが正式に採用した。
LINEアプリで日本円ステーブルコインが利用可能に
LINE NEXTは、LINEヤフー株式会社のグループ会社としてグローバルなweb3事業を展開している企業だ。同社が提供するUnifiは、ステーブルコインに特化したウォレットとなっている。
今回の採用で、LINEアプリから直接JPYCを利用できるようになった。
Kaiaブロックチェーンを基盤としたJPYCの利用がLINEアプリを通じて行われるのは、国内初の事例となる。
JPYCは1 JPYC=1円を目標に価格の安定性を確保しており、決済や送金などの実利用を重視している。専用の別アプリをインストールする必要がなく、そのまま保管できる点がユーザーにとって大きな利点だ。
日本国内で1億人以上が利用するLINEアプリ上で、円建ての仮想通貨決済や送金体験が提供される意義は大きい。日本の一般ユーザーにとって、web3ベースの金融サービスがより身近な存在になる。
JPYC社は15日からKaiaネットワーク上での発行を正式に開始しており、その延長線上で今回の連携が実現した。
決済や送金など多様な金融体験を提供
Unifiはユーザー自身が資産を管理するノンカストディアル型のウォレットだ。高い安全性と法定通貨に近い利便性を両立した新しい金融体験を提供する。
決済や送金、リワード機能、利息機能などは今後順次展開される予定だ。ステーブルコインを軸にしたフィンテックサービスの拡充を日本市場で目指している。
今回の正式対応にあわせ、合計8万JPYCを配布するプロモーションイベントの実施も明らかになった。リリース初期のユーザー獲得を狙ったインセンティブ設計だ。
Unifiは、すでに米ドル建てのステーブルコインなどにも対応したグローバル向けサービスとして展開されている。
LINEの巨大なユーザー基盤を背景に、日本円と米ドルのデジタルマネーを同じ基盤上で扱える環境が整いつつある。
Kaiaネットワーク側も、アジア最大級のweb3エコシステムとして、日本およびアジア圏でのデジタル金融サービスの拡大を狙う戦略を示している。
JPYC社は今後も幅広いユースケースを開拓していく方針だ。
ポイント
- JPYCがLINE NEXTのウォレット「Unifi」に正式採用された。
- LINEアプリから直接、Kaia基盤の日本円ステーブルコインが利用可能になる。
- 決済や送金などの機能が順次展開され、80,000 JPYCの配布キャンペーンも実施される。
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