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イーサリアム(ETH)のヴィタリック・ブテリン共同創設者は18日、新たな高速確認ルール(FCR)を発表した。
取引完了時間を12秒に短縮
このルールを適用すると、わずか1スロット(約12秒)でブロックの非可逆性を確認できる。
A new fast confirmation rule mechanism lets you get a hard guarantee that Ethereum will not revert after one slot (12 seconds)
Security assumptions are (i) supermajority honest, (ii) network latency under ~3s. So one step below economic finality, but very strong for many use…
— vitalik.eth (@VitalikButerin) March 18, 2026
従来のシステムでは、取引の最終的な確定までに平均13分から16分程度の時間を要していた。
新たな仕組みは、暗号資産(仮想通貨)取引所やレイヤー2ネットワークへの入金待ち時間を大幅に短縮する。
新たなルールは、単一スロットでのファイナリティ(SSF)が将来的に実現するまでの間、この技術が重要な橋渡し役を担うとみられる。
セキュリティを維持するためには、2つの重要な前提条件を満たす必要がある。
1つ目は、関連する委員会のバリデーターの大部分(75〜80%以上)が誠実にプロトコルに従うことだ。2つ目は、ネットワークの遅延が約3秒未満に保たれていることだ。
ハードフォーク不要で数ヶ月以内に展開へ
この高速確認ルールは、経済的なファイナリティと比較するとセキュリティ面で一段階劣るものの、決済や取引といったリアルタイム性が求められる多くの場面で十分な堅牢性を持つ。
万が一、ネットワークの遅延や攻撃によって前提条件が崩れた場合でも、最後に確定したブロックまで安全に巻き戻る仕組みを備えている。
注目すべき点は、この新ルールの導入にハードフォークを必要としないことだ。設定フラグを変更するだけで適用できるため、ネットワークへの負担を最小限に抑えられる。
現在、PrysmやLighthouseといった主要なコンセンサスクライアントが実装に向けた準備を進めている。
開発コミュニティでの議論も活発に行われており、数ヶ月以内には実際の環境で展開される見通しだ。
導入が完了すれば、レイヤー1からレイヤー2や取引所への入金時間が最大98%削減される可能性がある。
流動性の向上やウォレットの利便性改善など、イーサリアムのエコシステム全体に好影響をもたらすと期待されている。
ポイント
- イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が新たな高速確認ルールを発表。
- 新ルールにより、取引の完了時間が従来の約15分から1スロット(約12秒)へと大幅に短縮。
- ハードフォークを伴わずに実装可能であり、数ヶ月以内の展開に向けて開発が進めむ。
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